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Posted by 滋賀咲くブログ at

がんは恐いが、不治の病ではない

2019年08月11日

国立がん研究センターによると、2012年にがんと
診断された人の3年後の生存率は72.1%、
5年生存率は66.1%とのこと。

これを種類別にいくつかピックアップすると・・・

<3年生存率>
胃がん:75.6%
大腸:78.7%
肝臓:54.6%
前立腺:99.2%
食堂:53.6%
女性の乳房:95.2%
すい臓:16.9%

<5年生存率>
胃がん:71.6%
大腸:72.9%
肝臓:40.0%
前立腺:98.6%
食道:44.4%
女性の乳房:92.5%
すい臓:9.6%

これを見ると、私が経験したすい臓がんの
生存率の低さが際立っている。
早期発見しにくいことも要因であろう。

今や2人に一人ががんと言われているが、
誰しもその内のひとりになるなんて思ってもいない。

確かに恐怖や不安にかられるが、
医学はどんどん進歩している。
また、経験者が2人に一人ということは
周囲に相談できる経験者も増えてきているということだ。

実際、私がお世話になっている病院でも
相談コーナーがあり、通院日には必ず訪れ、
現状を報告し相談に乗ってもらっている。
また地元のがんサークルのようなものにも入り、
同じような経験をした人たちと交流するようにしている。

注意しなければならないことは、
やはり個人差があるということ。
年齢、性別、これまでの病歴、食環境等、
様々な要因が絡んでくるので、
同じすい臓がんといっても他人の経験談は
参考になるところとならないものが混在している。

がんは確かに恐い。でも、一人で考え込むのではなく、
できる範囲で周囲に自己開示し、協力・支援してもらいながら
一緒に乗り越えていくことは可能だ。
大切なことは「病気に負けない」という気持ちだと思う。

私は現在、まだ3度目のがんの宣告を受けたわけではない。
画像検査ではどこにも異常が認められない。
しかし、腫瘍マーカーが急激に上昇しており、
現在の数値はとうてい看過できないほど高くなっている。
身体のどこかでがんの悪性因子がうごめいていて、
さてさてどの部分に根付いてやろうかと考慮中状態とも言えるkao_12
まいったな、こりゃあkao_5
どの部署にがんがあるか分からない状態でも
抗がん剤投与は行うのだろうか。

いずれにしてもブラックに近いグレーだとしても、
最終結果が出てから考え対応しようと思う。

がんは恐いが、発見時期と対応次第などで
治る病気でもある。決して不治の病ではない。
悪性リンパ腫とすい臓がんを乗り越えてきた私の感想である。
  


Posted by プリケ at 00:00Comments(2)プリケの闘病記