フルトヴェングラー指揮の「運命」
2012年01月23日
大指揮者フルトヴェングラー。
彼のベートーベンは、
やはり格別だ。
フルトヴェングラーが指揮する
ベートーベンの交響曲第5番「運命」は、
数多く発売されているが、
私はこれまで古い録音ながら、
彼のナチスへの加担容疑が晴れた後の
1947年5月27日のライブCDを
よく聴いていた
ところが、その2日前、
戦後初めてベルリン・フィルを指揮した
同年5月25日のライブCDが
含まれるBOXが昨年、発売された。
その後、その中から、
交響曲第6番「田園」と
カップリングされたCDが分売された。
ベートーベンの交響曲第5番「運命」は
クラシック音楽を聴かない人でも
知っている超有名曲

このたび、前述のCDが発売されたことを
きっかけに、所有している「運命」を
あらためて聴き比べてみることにした。
聴いたCDは下記のとおりだが、
基本的に、私はベートーベンの交響曲は
古楽奏法を取り入れた演奏や
ピリオド楽器による演奏はあまり好まない。
やはり、堂々としたスケールの大きい
従来からのイメージの演奏を好む。
●カルロス・クライバー&ウィーン・フィル
●フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(47年5月27日)
●フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
●チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル
●チェリビダッケ&シュトゥットガルト放送響
●イッセルシュテット&ウィーン・フィル
●ジュリーニ&ミラノ・スカラ座フィル
●カラヤン&ベルリン・フィル(70年代)
●カラヤン&ベルリン・フィル(80年代)
●バーンスタイン&ウィーン・フィル
●アバド&ウィーン・フィル
●ティーレマン&フィルハーモニア管
●クレンペラー&バイエルン放送響
●ベーム&ウィーン・フィル
●クーベリック&ボストン響
●ケーゲル&ドレスデン・フィル
●宇野功芳&東京フィル
あらためて聴いてみると、
当然のことながら指揮者によって
音楽のイメージが違う
スリリングでたたみかけるような
クライバーは代表的な名盤の
一つだろうし、カラヤンの流麗な
サウンドも素晴らしい。
聴いた後の爽快感はこの上ない。
しかし、私はスマートでなくてもいいので、
もう少しゆったりとした重厚な響きを好む。
そういう意味ではクレペンラーか。
また、今回聴いてはいないが、
朝比奈隆や私の好きな
クリスティアン・ティーレマンは
その路線の演奏だ。
「運命」は超有名曲だけに
発売されているCDも数多い。
ショルティ(旧盤)やオーマンディ、
ライナー、トスカニーニ等、
往年の巨匠達の演奏も聴いてみたい。
今、最も聴いてみたいのは、
最近発売された
ティーレマン&ウィーン・フィルの演奏。
ティーレマンはフィルハーモニア管との
演奏もあるが、今回はなんといっても
ウィーン・フィル!!期待大
さて、上記CDに加えて先日、
前述のフルトヴェングラーの
47年5月25日のライブCDを購入し、
早速、聴いてみた
こ、これは凄い!!
モノラルのため、音は現在の
デジタル録音に比べるまでもない。
しかし、この圧倒的な響きはどうだろう。
押し寄せる魂の音!!
有機的な音符の洪水!!
緊迫感あふれる力強い響き!!
こんな演奏、現代では難しいだろうな。
当然ながら、5月27日盤との
優劣なんてつけることはできない。
いずれも魂の叫びである。
彼のベートーベンは、
やはり格別だ。
フルトヴェングラーが指揮する
ベートーベンの交響曲第5番「運命」は、
数多く発売されているが、
私はこれまで古い録音ながら、
彼のナチスへの加担容疑が晴れた後の
1947年5月27日のライブCDを
よく聴いていた

ところが、その2日前、
戦後初めてベルリン・フィルを指揮した
同年5月25日のライブCDが
含まれるBOXが昨年、発売された。
その後、その中から、
交響曲第6番「田園」と
カップリングされたCDが分売された。
ベートーベンの交響曲第5番「運命」は
クラシック音楽を聴かない人でも
知っている超有名曲


このたび、前述のCDが発売されたことを
きっかけに、所有している「運命」を
あらためて聴き比べてみることにした。
聴いたCDは下記のとおりだが、
基本的に、私はベートーベンの交響曲は
古楽奏法を取り入れた演奏や
ピリオド楽器による演奏はあまり好まない。
やはり、堂々としたスケールの大きい
従来からのイメージの演奏を好む。
●カルロス・クライバー&ウィーン・フィル
●フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(47年5月27日)
●フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
●チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル
●チェリビダッケ&シュトゥットガルト放送響
●イッセルシュテット&ウィーン・フィル
●ジュリーニ&ミラノ・スカラ座フィル
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●カラヤン&ベルリン・フィル(80年代)
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●アバド&ウィーン・フィル
●ティーレマン&フィルハーモニア管
●クレンペラー&バイエルン放送響
●ベーム&ウィーン・フィル
●クーベリック&ボストン響
●ケーゲル&ドレスデン・フィル
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当然のことながら指揮者によって
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一つだろうし、カラヤンの流麗な
サウンドも素晴らしい。
聴いた後の爽快感はこの上ない。
しかし、私はスマートでなくてもいいので、
もう少しゆったりとした重厚な響きを好む。
そういう意味ではクレペンラーか。
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Posted by プリケ at 00:01│Comments(4)
│音楽の話
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聞き比べ・・・・いいですね^^ まだ、その手のオーケストラの
聞き比べはしたことがありません。進められたから、、なんですけど、
カラヤンのCDは、一時聞いていたことがありますねぇ・・・。
音楽の聴き方は、年を老うことに変っていく気がしてなりません。
学生時代は、感性が無かったのか・・・と思えるほど、同じCDを
聞いても感じるものがあります^^ 音楽は、聴く人によって、感じ方が
違うというのも、魅力かも知れないですけど。
しかしながら、、私は今も昔も変らず、ベートーベンのような曲を聴くときは
指揮者の意思ではなく、作曲者の意思を考えてしまいます。テーマが幾重
にも重なってきたり、違う形で現れたり・・それらにどのような気持ちを込めた
のかなぁ・・・と思いを馳せます。
いろんな聞き方があって楽しいですね^^
確かに私も年とともに音楽の
聴き方は変わってきているようです。
人生で様々なことを経験するにつれ、
同じ音楽でもまた新たな発見があります。
指揮者の意思ではなく作曲者の意思。
なるほど!!おっしゃるとおり、
確かにそれもありますね。
作曲者の生きた時代、思想、哲学などの
背景も考え合わせると、
クラシック音楽という世界に
ますますのめりこんでしまいます。
ちなみに今日、ショルティ(旧盤)を
聴きました。
ある意味、ひとつのスタンダードとも
いえる演奏で、シカゴ交響楽団の
ヴィルトゥオジティを示すものでした。
ベートーベンがお好きなんですね^^ というよりは、現在、はまっている
みたいな感じでしょうか?w
超有名で、恐らく耳にしたことがある曲が沢山あるんでしょうが、、あまり
しっかりと聞いたことがありません^^;;
もともと、クラシックギターがすきで、クラシック界にのめり込みました。
その都合、ギター変奏曲にアレンジされたものが結構、知識があって、
興味もありました^^
そのせいか、バロックの世界が結構好きですね^^ 私の中での代表は
バッハですね・・・・・ただ、深く語ると、ボロが出ますので、、好きです^^
程度に止めておきますw
フーガとか、、、なんとも、、どんどん転がるように曲が進行していく様が
聞いていても演奏しても、心地よく面白いと感じます^^
ただ・・・ブログを拝見しておりまして、音楽知識は、田中さんには
とても敵わないと思ってしましますw
ショルティ。。。
ハンガリー出身の指揮者です。
レコード録音史上、
燦然と輝いているのは、
ワーグナーの指輪4部作です。
ちなみに、彼が指揮する
シカゴ交響楽団は全米一
と言われたこともあります。
ギターもバロックもいいですね~。
でも私、両分野ともほとんどCDを
持っていません。
バロックなら「四季」ぐらいなんです。
その代わり、「四季」の聴き比べは
面白いですよ。
なんだかんだと言っても、
結局は超定盤、アーヨのイ・ムジチ盤が
一番好きです。
ベートーベンも好きですし、
チャイコフスキーもよく聴きます。
バッハは残念ながらあまり聴かないんです。
過日、「マタイ受難曲」のCDを購入しましたが、
実はまだ聴いておりません。
クラシック音楽の中で大好きな曲は
2010年9月15日のブログにも
書きましたが、リムスキー コルサコフの
「シェエラザード」です。
この曲はクラシック通の人には
嫌われるかもしれませんが。。。
オーケストラの醍醐味を味わえるし、
特に第3楽章の夢見るような
ロマンティックなメロディーは大好きです。
ジャンルを問わず、ホントに音楽は
生活の一部となっています。
電車での移動中は、iPodに入れた
音楽を聴いていますが、
その時の状況や気分によって、
音楽のジャンルは変わってきます。
6時間のセミナーが終わって、
ひと息つきたい時には、
クラシックもいいんですが、
私は西村由紀江さんという
ピアニストの曲を
よく聴いています。