甲子園球場での母の愛
2016年03月30日
3月19日のブログ、
「58歳の息子から母へ」にも
書きましたが、
やはり子に対する母の思いは
凄いんだなと感じたことがあります。
私はラジオを聴くことが大好きで、
radikoをパソコンにインストールして
全国の放送を聴いています。
先日、MBSラジオ「茶屋町ヤマヒロ会議」を
聴いていたら、とっても感動する話を
されていました。
松竹芸能のかみじょうたけしさんは
甲子園球場が大好きで「甲子園芸人」の
異名を持っています。
そのかみじょうさんが語る甲子園の話です。
かみじょうさんは時間があると
甲子園に出向いているそうですが、
特におすすめはアルプススタンドだそうです。
そこにはドラマがたくさんあるようで、
ある時、こんなことがあったそうです。
高校野球選手には憧れの甲子園球場。
その試合は最終回をむかえていました。
今攻撃しているのは負けている方の高校です。
ランナーが塁を埋めていますが、
たとえホームに帰ってきても
逆転はできないぐらい点差は広がっています。
そんな時、監督が代打を告げました。
バッターとして出てきた選手(仮にA君とします)、
実はこれまで地方の予選から一度も
試合には出ていませんでした。
でも、一所懸命にベンチで声を出し続け
出場している選手たちを応援していました。
本当は自分も出たかったに違いありませんが、
残念ながらベンチをあたため続けてきました。
監督はきっとこう思ったのでしょう。
「Aよ!!これまで悔しい思いを
してきたことだろう。
でも君の応援にレギュラー選手たちは
どれだけ勇気をもらったことだろう。
今こそ、これまでの悔しい思いを
たたきつけてこい!」と。
そしてA君は地方予選を含めて
初めて打席に立ちました。
それも憧れだった甲子園に
生まれて初めて!!
「よし!結果はどうあれ、自分のすべてを
かけてバットを振ってやる!!」
そしてA君は見事にヒットを打って、
得点を入れることができました。
勝ち負けには関係なく、
チームの仲間たちも大喜び!
「A!!よくやったぞ!!!」
A君は「これまで頑張ってきて良かった
」と
憧れの甲子園のベース上に立って思いました。
さて、そんなシーンをアルプススタンドで観ていた
かみじょうさんに、突然、隣に座っていた女性が、
涙をポロポロ流しながら
こう声をかけてきたそうです。
女性:
すみません、申し訳ないですが、
そこにいるビールの売り子さんから
ビールを買っていただけませんか?
かみじょうさん:
えっ?!ビールですか。
ハイ、わかりました。
1つでいいんですね?
女性:
いえ、今、ヒットを打った瞬間、
拍手をしてくれたここにいる人達全員分です。
かみじょうさん:
えっ?!全員分!!
女性:
ハイ!みなさん全員にです!!
実は私、今、ヒットを打ったAの母親なんです。
これまであの子は憧れの甲子園に行くまで
一所懸命に努力をしてきました。
でも残念ながらレギュラーではなく、
試合にはこれまで一度も出られませんでした。
これが最後の大会となるあの子、
最後の最後にチャンスをもらい
ヒットを打ったんです。
きっとあの子の一生の思い出になることでしょう。
だから、今、あの子に対して拍手をしていただいた
みなさんにビールをご馳走したいんです。
おおよそ以上のようなお話でした。
細かいところは正確に覚えておらず、
私が勝手に脚色もしましたし、
かみじょうさんのお話とは
違っているところもあると思いますが、
いずれにしても子供に対する母親の愛情を
強く感じることができるお話でした。
私の母親も決して若くはない年齢です。
残念ながら私は今まだ病気を治療中ですが、
できる間に親孝行をしておかなければ
と今さらながら思う今日この頃です。
「58歳の息子から母へ」にも
書きましたが、
やはり子に対する母の思いは
凄いんだなと感じたことがあります。
私はラジオを聴くことが大好きで、
radikoをパソコンにインストールして
全国の放送を聴いています。
先日、MBSラジオ「茶屋町ヤマヒロ会議」を
聴いていたら、とっても感動する話を
されていました。
松竹芸能のかみじょうたけしさんは
甲子園球場が大好きで「甲子園芸人」の
異名を持っています。
そのかみじょうさんが語る甲子園の話です。
かみじょうさんは時間があると
甲子園に出向いているそうですが、
特におすすめはアルプススタンドだそうです。
そこにはドラマがたくさんあるようで、
ある時、こんなことがあったそうです。
高校野球選手には憧れの甲子園球場。
その試合は最終回をむかえていました。
今攻撃しているのは負けている方の高校です。
ランナーが塁を埋めていますが、
たとえホームに帰ってきても
逆転はできないぐらい点差は広がっています。
そんな時、監督が代打を告げました。
バッターとして出てきた選手(仮にA君とします)、
実はこれまで地方の予選から一度も
試合には出ていませんでした。
でも、一所懸命にベンチで声を出し続け
出場している選手たちを応援していました。
本当は自分も出たかったに違いありませんが、
残念ながらベンチをあたため続けてきました。
監督はきっとこう思ったのでしょう。
「Aよ!!これまで悔しい思いを
してきたことだろう。
でも君の応援にレギュラー選手たちは
どれだけ勇気をもらったことだろう。
今こそ、これまでの悔しい思いを
たたきつけてこい!」と。
そしてA君は地方予選を含めて
初めて打席に立ちました。
それも憧れだった甲子園に
生まれて初めて!!
「よし!結果はどうあれ、自分のすべてを
かけてバットを振ってやる!!」
そしてA君は見事にヒットを打って、
得点を入れることができました。
勝ち負けには関係なく、
チームの仲間たちも大喜び!
「A!!よくやったぞ!!!」
A君は「これまで頑張ってきて良かった

憧れの甲子園のベース上に立って思いました。
さて、そんなシーンをアルプススタンドで観ていた
かみじょうさんに、突然、隣に座っていた女性が、
涙をポロポロ流しながら
こう声をかけてきたそうです。
女性:
すみません、申し訳ないですが、
そこにいるビールの売り子さんから
ビールを買っていただけませんか?
かみじょうさん:
えっ?!ビールですか。
ハイ、わかりました。
1つでいいんですね?
女性:
いえ、今、ヒットを打った瞬間、
拍手をしてくれたここにいる人達全員分です。
かみじょうさん:
えっ?!全員分!!
女性:
ハイ!みなさん全員にです!!
実は私、今、ヒットを打ったAの母親なんです。
これまであの子は憧れの甲子園に行くまで
一所懸命に努力をしてきました。
でも残念ながらレギュラーではなく、
試合にはこれまで一度も出られませんでした。
これが最後の大会となるあの子、
最後の最後にチャンスをもらい
ヒットを打ったんです。
きっとあの子の一生の思い出になることでしょう。
だから、今、あの子に対して拍手をしていただいた
みなさんにビールをご馳走したいんです。
おおよそ以上のようなお話でした。
細かいところは正確に覚えておらず、
私が勝手に脚色もしましたし、
かみじょうさんのお話とは
違っているところもあると思いますが、
いずれにしても子供に対する母親の愛情を
強く感じることができるお話でした。
私の母親も決して若くはない年齢です。
残念ながら私は今まだ病気を治療中ですが、
できる間に親孝行をしておかなければ
と今さらながら思う今日この頃です。