がんクエスト5~プリケの冒険
2020年10月19日
さぁ~やって来ました。
ごくごくごくご~~~~~くわずかの
読者に支えられている
「がんクエスト~プリケの冒険」の第5弾。
広瀬すずさんがコロナから
無事復帰
したことを受けて、
再び、チーム・プリケが
がん大魔王討伐に向けて動き出す。
今後の驚天動地の展開に
ご期待あれ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナースすずちゃん:
みなさ~ん!すみませんでした~~!!
ご迷惑をかけちゃって。
ブースカ:
バラサ、バラサ!!
すずちゃん、もう治ったんだね
ナースすずちゃん:
うん!ありがとう!
ブースカは元気だった?
ブースカ:
すずちゃんが休んでいる間は
シオシオノパ~だったけれど
こうして元気そうな
すずちゃんを見られて
ボクも元気百倍だよ
ドクター亮:
すず、もう戦いに参加していいのか?
ナースすずちゃん:
ハイ!へっちゃらです
看護師長の許可ももらってきました。

プリケ:
でも、すずちゃん、無理しちゃ駄目だよ。
ナースすずちゃん:
無理します!
だって、私がコロナにかかって
休んでいたせいで、
このRPGストーリーを楽しみに
待っていたごくごくご~くわずかの
読者のみなさんに申し訳なく思うし、
さらに、そんな読者の一人、
源治さんも話の続きを楽しみに
時々ブログにコメントまで
してくれていたんだもの。
ここで頑張って、聖魔道士の名に
恥じないようにしたいです!!
腰のあんばい:
まっ!酒でも一杯、かぁ~って
かっくらって勢いをつけるんじゃ!
ホレッ!さっき、ファミマで買ってきた
酒じゃが、一杯どうじゃ?
ナースすずちゃん:
あっ!イエ、勤務中ですから・・・

そんないつもと変わらぬ会話をしながら、
一行は遂に近江神宮に到着した。
プリケ:
さぁ~、着いたゾ!!
脱毛イヤヨが教えてくれた
がん大魔王の居場所のヒントとなる
地図が「時計館博物館」にあるらしい。
早速調べてみよう。
ナースすずちゃん:
ここは思い出深い所なんです。
私がカルタ大会に出場した場所・・・。
ドクター亮:
エッ?!
激務の看護師業の間に
よくそんな時間があったな。
ナースすずちゃん:
エヘヘ。これ、師長には内緒ですよ。
一行はほどなく、「時計館博物館」に着いた。
腰のあんばい:
みんな!日本の時刻制度について
知っとるケ~?
他の全員:
知ら~ん
腰のあんばい:
何じゃお前達!そんなことも知らんのかい。
え~、ゴホン。
わが国の時刻制度はじゃな、今をさかのぼること
1350年の昔、天智天皇の御代に大津の都に
漏刻(ろうこく)を設置され時間を知らされた
御事績に始まるんじゃ。漏刻とは水時計のことであり、
日本書紀には、初めて漏刻を用い鐘鼓を
鳴らして時を知らされた、と記録され、
時の記念日の由来となったわけじゃ。
ナースすずちゃん:
すご~い!腰のあんばいのじっちゃん!!
物知り~~~
腰のあんばい:
イヤ、それほどでも・・・
近江神宮のホームページを見て
読んだだけじゃ
プリケ:
そんなことだと思いましたよ
まあいい、よし!中に入るゾ!!
中にはたくさんの時計が展示してあった。
ブースカ:
ひぇ~っ!これ全部、調べるの~
ドクター亮:
こりゃ大変だな
ナースすずちゃん:
はいはい、見せ場、見せ場。
みんな!私を誰だと思ってるの?!
その他全員:
ナースすずちゃんで~す
ナースすずちゃん:
じゃなくて・・・
私は神に選ばれた「聖魔道士」だよ!!
地図を探すぐらいわけないよ。
「地図よ、地図よ、どこにある~?
バターではなく、チーズだよ」
プリケ:
なんかへんてこりんな呪文だなぁ~。
ナースすずちゃん:
プリケさん、バカにしてるね。
でも、この呪文の威力は強力だよ!!
あたりが霧のようなものにおおわれ始めた。
その中に緑色に光る場所が現れた。
ナースすずちゃん:
そこ!そこに地図が隠されている!!
ドクター亮が緑色に光っている
時計の後ろを開けてみると、
案の定、中に地図が隠されていた。
腰のあんばい:
すごいゾ、すずちゃん。
また魔法の腕を上げたな。
ナースすずちゃん:
はい、コロナで入院中、暇だったので、
毎日ハリー・ポッターの魔法の書を
読みあさっていたんです。
ちょっとでもみなさんのお役に立ちたく思って。

ブースカ:
さっすが、すずちゃん!
プリケ:
さて、なになに・・・。
地図には何が書かれてある?
地図は三井寺内の案内図だった。
その中で、三井の晩鐘の所に
星印が記されていたと共に、
以下の文章が添えられていた。
【この地図を探し当てた者に告ぐ】
ラスボス「がん大魔王」は恐いゾよ
おそらくお前達が考えている以上に
がん大魔王は強敵じゃ
ちょっとやそっとの攻撃では
びくともせん
金で解決しようと思っても無駄じゃ
がん大魔王は金には興味がない。
この世に<がん菌>をまき散らし、
人々をがんゾンビと化して、
がん帝国を作ることが目的じゃ。
それでも倒したいという、
ごくごくご~くわずかな者達よ!
三井寺に行くがよい。
そして、三井の晩鐘を3回突いてみよ。
さすれば、がん大魔王が住む
「なんちゃってがんワールド」の
入口が見つかろうゾ。
ただし、言っておく。
一歩でも「なんちゃってがんワールド」に
踏み込んだら、もう2度とこの世には
戻ってこられないかもしれぬ。
これまで多くの勇者達が足を踏み入れてきた。
千代の富士や星野仙一、石原裕次郎も
残念ながら2度とこの世には
戻ってこなかった。
だから、それだけの覚悟があるなら行くがよい。
腰のあんばい:
やめじゃ、やめじゃ。
ワシはそんなリスキーなことは嫌じゃ
プリケ:
じいさん!何を言ってるんですか今さら。
もうあとには引けないんですよ。
ドクター亮:
イヤ、いつでもあとに引けると思うが・・・。
プリケ:
先生まで何を言うんですか!!
それじゃ、これまでの僕らの冒険は
何だったんですか。
腰のあんばい:
まあ、あれじゃ・・・。
これまでの冒険はちょっとマンネリ化してきた
ブログに新しい風を吹かせようと書き手が考え、
道楽の一つで始めたものじゃて。
なんとか、ごくごくご~くわずかの読者の
楽しみにもなったと思うゾよ。
プリケ:
そ、そんな・・・。
でも、ボクは一人でも行きます
三井寺に!!
そして「なんちゃってがんワールド」に!!
ナースすずちゃん:
プリケさん、私はお供します。
プリケさんが初めて私が勤務する病院に
入院された時、何かの縁で私がプリケさんの
担当になりました。
そして、一緒に病気と戦っていくと
心に決めたんです。
結果がどうなろうと最後まで私はお供します。
ブースカ:
プリケさんというより、ボクはすずちゃんを
守ると誓ったんだ。すずちゃんがプリケさんの
お供を最後までするというなら、
ボクも最後まで戦うよ。
ドクター亮:
君たちのその覚悟を知りたかった。
ボクもプリケさんの主治医として
最後までつきあうよ。
プリケ:
ありがとう!ありがとう!みなさん!!
腰のあんばい:
オイオイ、ちょっと待て。
お前達、正気か?
もう2度とこの世に戻れないかもしれんのだゾ。
・・・・・・・・・・
ええ~い、面倒くさい!
どうせこのままでも、いつかがん大魔王に
がんゾンビにされてしまうのなら、
老人の意地を見せてやろうかいの。
しゃあ~ない。プリケよ、お前についていくゾよ。
プリケ:
ありがとう!ありがとう!腰のあんばいのじいさん。
老体にむち打ってまで・・・。
腰のあんばい:
何を言うか!お前だって、あと10年もすれば
今のワシと同じようになるぞえ。
ガッハハハ
ドクター亮:
さて、それじゃあ三井寺に向かうことにするか。
プリケ:
亮先生、何に乗って行くんですか。
ドクター亮:
もちのろん・・・
京阪電車だ。
ブースカ:
エッ?!
京阪電車!!
せっかくファンタジーRPGストーリーなんだから、
ここは笛を吹いたら翼がはえた白馬が
やって来るとか、馬車で行くのが
普通なんじゃないの?
ドクター亮:
ブースカ、それはフィクションの世界。
我々はノンフィクションだ。
地道に京阪電車に乗って
三井寺前駅まで行くんだ。
プリケ:
でも、この格好で電車に乗るんですか?
ナースすずちゃん:
まあいいんじゃない。コスプレだと周りの人は
思ってくれるよ。
時々、大津港あたりにもコスプレの人達が
いるから、別にへんだとは思われないよ。
と、その時だった。
いきなり5人のゾンビ化した人間が
林の中から現れ、襲ってきた。
(ホンマに急な展開ですなぁ~
)
腰のあんばい:
なんじゃ?こいつら?
ワシが酔拳でやっつけてやる!
ドクター亮:
腰のあんばいのじいさん、気を付けろ!
やつらにかみつかれたら
じいさんもゾンビになってしまうゾ。
腰のあんばい:
ひぇ~、そりゃ、たまらんわい。
まあ、もうゾンビみたいなもんじゃがの
ブースカ:
プリプリノキリリンコ、カッカッカ

みんな、ここはボクに任せて!!
突然、ブースカは空に舞い上がった。
ナースすずちゃん:
エッ?!
ブースカって空、飛べるの?
みんな知ってた?
他の全員:
知ら~ん
(参考)
ウィキペディア(Wikipedia)によると・・・
ブースカは人間並みの知能と
百トン力(りき)の怪力、
飛行能力や透明化、分身、光線発射など、
様々な超能力を持っている。
頭に生えている角のような「ブー冠」を
温めると大学教授以上に頭が冴えるが、
逆に冷やされると幼稚園児並みに
頭が悪くなってしまう。
また、前述した超能力はここで作られる
ブースカニウムという物質をエネルギー源に
使っているため、ブー冠が取れると
全ての超能力が使えなくなる。
というわけで、ブースカは空に舞い上がり、
飛行しながらがんゾンビに向けて
光線を発射した。
がんゾンビ:
ギャア~~~。
またたく間にがんゾンビ達はやられてしまった。
プリケ:
す、凄いゾ、ブースカ!!
さっすが円谷プロ!!
ブースカ:
エヘヘ。
すずちゃんの入院中に秘かに鍛錬していたんだ。
ドクター亮:
ブースカ!やる時にはやるな。
ナースすずちゃん:
ブースカ、ありがとう!

ところでところでところてん、
薬草とか武器、防具等、
もう少し買い揃えなくちゃね。
仙豆も必要だよね。
ブースカ!カリン様の所までひとっ飛びして、
仙豆をもらってきてくれる?
ブースカ:
がってん、がってん、ためしてガッテン
その代わり、ランチはボクの大好物、
ラーメンを食べようね。
ブースカは力強く飛び立った
プリケ:
じゃあ僕たちは、京阪電車に乗って
京阪大津京駅まで行き、
途中下車してイオンスタイルで買物をしよう。
ドクター亮:
そんな時間はないゾ。
ここは誰かに買物に行ってもらうしかない。
謎の生き物2匹:
あの~、もしよかったら僕たちが
買ってきますけど・・・。

プリケ:
あっ!君たちはムーミン谷に住む
スニフとメソメソじゃないか!!
どうして君たちがこんな所ジョージにいるんだい?
スニフ:
今年はムーミン75周年なんです。
だからアンバサダーとして
ムーミン谷の住民達は
世界各地に出向いているんです。
プリケ:
アンバサダー・・・
ナースすずちゃん&腰のあんばい
ネスカフェアンバサダー
ドクター亮:
君たち、ホントにノリがいいな。
メソメソ:
たまたま、僕たちがここ大津京に来ていて、
今、ブースカさんの戦いを見て感激したところメソ。
ナースすずちゃん:
そうなんだ!
私、ミィのぬいぐるみ、持ってるよ。
スニフ:
ミィはムーミン谷の住民の中でも
メジャーなんだ。ムーミンはもちろん、
スナフキンもメジャーな存在なんだけど、
僕らはどちらかと言えばマイナーな存在。
だから、僕たちを見て、すぐにスニフと
メソメソってわかってくれたプリケさんに感謝です。
だから、みなさんのためにも、代わりに買物に
行ってきます。
【施されたら、施しがえす。恩返しです!!】
ナースすずちゃん:
ありゃ?あんた達も「半澤直樹」、見てたんだね。
フィンランドでは放送してないんだね。
スニフ:
うん。あんな面白い番組、フィンランドでは
放送していないよ。
フィンランドにも銀行はあるけれど、
やっぱりあんな人達がいるのかなぁ~。
ドクター亮:
ヨシ、それじゃあ、スニフとメソメソには
イオンスタイルで武器や防具、その他
諸々の物を調達してきてもらおう。
今日は15日でG.G感謝デーだから
混んでるかもな。
ホラ、ボクのイオンカードを貸してやる。
無駄遣いはするなよ。
メソメソ:
ひぇ~、お医者さんだけあって
プラチナカード
いっぱいいっぱい買えるメソ。
ドクター亮:
高額商品はリボ払いにしておけよ。
4Kテレビとか洗濯機とか
フィンランドのお土産に
余計な物は買うなよ。
スニフ:
そんなことはしないよ。
ケンタ君とかマックでつまみ食い
ぐらいはするかも・・・。
ドクター亮:
まあそれぐらいは許してやろう。
ナースすずちゃん:
ちょっと心配だから、私もついていこうかな。
プリケ:
すずちゃんがついていったら、
余計に無駄遣いしそうだね。
ナースすずちゃん:
失礼な。
私はスニフとメソメソの保護者として
ついてくメソ。
あれっ?メソメソの口癖がうつっちゃった
さて、カリン様の所に仙豆を
もらいに行ったブースカ。
イオンスタイル大津京に武器等を
調達に行くナースすずちゃん、
スニフ、メソメソ。
三井寺に直接向かうプリケ、
ドクター亮、腰のあんばい。
次に集合するのは三井寺大門前。
はたして、三井の晩鐘を3回突くと
何が起こるのか、チーム・プリケの一行は
がん大魔王に勝てるのか?
怒濤の展開の次回を待て!!
ごくごくごくご~~~~~くわずかの
読者に支えられている
「がんクエスト~プリケの冒険」の第5弾。
広瀬すずさんがコロナから
無事復帰

再び、チーム・プリケが
がん大魔王討伐に向けて動き出す。
今後の驚天動地の展開に
ご期待あれ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ナースすずちゃん:
みなさ~ん!すみませんでした~~!!
ご迷惑をかけちゃって。
ブースカ:
バラサ、バラサ!!

すずちゃん、もう治ったんだね

ナースすずちゃん:
うん!ありがとう!
ブースカは元気だった?
ブースカ:
すずちゃんが休んでいる間は
シオシオノパ~だったけれど

こうして元気そうな
すずちゃんを見られて
ボクも元気百倍だよ

ドクター亮:
すず、もう戦いに参加していいのか?
ナースすずちゃん:
ハイ!へっちゃらです

看護師長の許可ももらってきました。

プリケ:
でも、すずちゃん、無理しちゃ駄目だよ。
ナースすずちゃん:
無理します!
だって、私がコロナにかかって
休んでいたせいで、
このRPGストーリーを楽しみに
待っていたごくごくご~くわずかの
読者のみなさんに申し訳なく思うし、
さらに、そんな読者の一人、
源治さんも話の続きを楽しみに
時々ブログにコメントまで
してくれていたんだもの。
ここで頑張って、聖魔道士の名に
恥じないようにしたいです!!
腰のあんばい:
まっ!酒でも一杯、かぁ~って
かっくらって勢いをつけるんじゃ!
ホレッ!さっき、ファミマで買ってきた
酒じゃが、一杯どうじゃ?
ナースすずちゃん:
あっ!イエ、勤務中ですから・・・


そんないつもと変わらぬ会話をしながら、
一行は遂に近江神宮に到着した。
プリケ:
さぁ~、着いたゾ!!
脱毛イヤヨが教えてくれた
がん大魔王の居場所のヒントとなる
地図が「時計館博物館」にあるらしい。
早速調べてみよう。
ナースすずちゃん:
ここは思い出深い所なんです。
私がカルタ大会に出場した場所・・・。
ドクター亮:
エッ?!
激務の看護師業の間に
よくそんな時間があったな。
ナースすずちゃん:
エヘヘ。これ、師長には内緒ですよ。
一行はほどなく、「時計館博物館」に着いた。
腰のあんばい:
みんな!日本の時刻制度について
知っとるケ~?
他の全員:
知ら~ん

腰のあんばい:
何じゃお前達!そんなことも知らんのかい。
え~、ゴホン。
わが国の時刻制度はじゃな、今をさかのぼること
1350年の昔、天智天皇の御代に大津の都に
漏刻(ろうこく)を設置され時間を知らされた
御事績に始まるんじゃ。漏刻とは水時計のことであり、
日本書紀には、初めて漏刻を用い鐘鼓を
鳴らして時を知らされた、と記録され、
時の記念日の由来となったわけじゃ。
ナースすずちゃん:
すご~い!腰のあんばいのじっちゃん!!
物知り~~~

腰のあんばい:
イヤ、それほどでも・・・

近江神宮のホームページを見て
読んだだけじゃ

プリケ:
そんなことだと思いましたよ

まあいい、よし!中に入るゾ!!
中にはたくさんの時計が展示してあった。
ブースカ:
ひぇ~っ!これ全部、調べるの~

ドクター亮:
こりゃ大変だな

ナースすずちゃん:
はいはい、見せ場、見せ場。
みんな!私を誰だと思ってるの?!
その他全員:
ナースすずちゃんで~す

ナースすずちゃん:
じゃなくて・・・

私は神に選ばれた「聖魔道士」だよ!!
地図を探すぐらいわけないよ。
「地図よ、地図よ、どこにある~?
バターではなく、チーズだよ」
プリケ:
なんかへんてこりんな呪文だなぁ~。
ナースすずちゃん:
プリケさん、バカにしてるね。
でも、この呪文の威力は強力だよ!!
あたりが霧のようなものにおおわれ始めた。
その中に緑色に光る場所が現れた。
ナースすずちゃん:
そこ!そこに地図が隠されている!!
ドクター亮が緑色に光っている
時計の後ろを開けてみると、
案の定、中に地図が隠されていた。
腰のあんばい:
すごいゾ、すずちゃん。
また魔法の腕を上げたな。
ナースすずちゃん:
はい、コロナで入院中、暇だったので、
毎日ハリー・ポッターの魔法の書を
読みあさっていたんです。
ちょっとでもみなさんのお役に立ちたく思って。

ブースカ:
さっすが、すずちゃん!

プリケ:
さて、なになに・・・。
地図には何が書かれてある?
地図は三井寺内の案内図だった。
その中で、三井の晩鐘の所に
星印が記されていたと共に、
以下の文章が添えられていた。
【この地図を探し当てた者に告ぐ】
ラスボス「がん大魔王」は恐いゾよ

おそらくお前達が考えている以上に
がん大魔王は強敵じゃ

ちょっとやそっとの攻撃では
びくともせん

金で解決しようと思っても無駄じゃ

がん大魔王は金には興味がない。
この世に<がん菌>をまき散らし、
人々をがんゾンビと化して、
がん帝国を作ることが目的じゃ。
それでも倒したいという、
ごくごくご~くわずかな者達よ!
三井寺に行くがよい。
そして、三井の晩鐘を3回突いてみよ。
さすれば、がん大魔王が住む
「なんちゃってがんワールド」の
入口が見つかろうゾ。
ただし、言っておく。
一歩でも「なんちゃってがんワールド」に
踏み込んだら、もう2度とこの世には
戻ってこられないかもしれぬ。
これまで多くの勇者達が足を踏み入れてきた。
千代の富士や星野仙一、石原裕次郎も
残念ながら2度とこの世には
戻ってこなかった。
だから、それだけの覚悟があるなら行くがよい。
腰のあんばい:
やめじゃ、やめじゃ。
ワシはそんなリスキーなことは嫌じゃ

プリケ:
じいさん!何を言ってるんですか今さら。
もうあとには引けないんですよ。
ドクター亮:
イヤ、いつでもあとに引けると思うが・・・。
プリケ:
先生まで何を言うんですか!!
それじゃ、これまでの僕らの冒険は
何だったんですか。
腰のあんばい:
まあ、あれじゃ・・・。
これまでの冒険はちょっとマンネリ化してきた
ブログに新しい風を吹かせようと書き手が考え、
道楽の一つで始めたものじゃて。
なんとか、ごくごくご~くわずかの読者の
楽しみにもなったと思うゾよ。
プリケ:
そ、そんな・・・。
でも、ボクは一人でも行きます

三井寺に!!
そして「なんちゃってがんワールド」に!!
ナースすずちゃん:
プリケさん、私はお供します。
プリケさんが初めて私が勤務する病院に
入院された時、何かの縁で私がプリケさんの
担当になりました。
そして、一緒に病気と戦っていくと
心に決めたんです。
結果がどうなろうと最後まで私はお供します。
ブースカ:
プリケさんというより、ボクはすずちゃんを
守ると誓ったんだ。すずちゃんがプリケさんの
お供を最後までするというなら、
ボクも最後まで戦うよ。
ドクター亮:
君たちのその覚悟を知りたかった。
ボクもプリケさんの主治医として
最後までつきあうよ。
プリケ:
ありがとう!ありがとう!みなさん!!
腰のあんばい:
オイオイ、ちょっと待て。
お前達、正気か?
もう2度とこの世に戻れないかもしれんのだゾ。
・・・・・・・・・・
ええ~い、面倒くさい!
どうせこのままでも、いつかがん大魔王に
がんゾンビにされてしまうのなら、
老人の意地を見せてやろうかいの。
しゃあ~ない。プリケよ、お前についていくゾよ。
プリケ:
ありがとう!ありがとう!腰のあんばいのじいさん。
老体にむち打ってまで・・・。
腰のあんばい:
何を言うか!お前だって、あと10年もすれば
今のワシと同じようになるぞえ。
ガッハハハ

ドクター亮:
さて、それじゃあ三井寺に向かうことにするか。
プリケ:
亮先生、何に乗って行くんですか。
ドクター亮:
もちのろん・・・
京阪電車だ。
ブースカ:
エッ?!
京阪電車!!
せっかくファンタジーRPGストーリーなんだから、
ここは笛を吹いたら翼がはえた白馬が
やって来るとか、馬車で行くのが
普通なんじゃないの?
ドクター亮:
ブースカ、それはフィクションの世界。
我々はノンフィクションだ。
地道に京阪電車に乗って
三井寺前駅まで行くんだ。
プリケ:
でも、この格好で電車に乗るんですか?
ナースすずちゃん:
まあいいんじゃない。コスプレだと周りの人は
思ってくれるよ。
時々、大津港あたりにもコスプレの人達が
いるから、別にへんだとは思われないよ。
と、その時だった。
いきなり5人のゾンビ化した人間が
林の中から現れ、襲ってきた。
(ホンマに急な展開ですなぁ~

腰のあんばい:
なんじゃ?こいつら?
ワシが酔拳でやっつけてやる!
ドクター亮:
腰のあんばいのじいさん、気を付けろ!
やつらにかみつかれたら
じいさんもゾンビになってしまうゾ。
腰のあんばい:
ひぇ~、そりゃ、たまらんわい。
まあ、もうゾンビみたいなもんじゃがの

ブースカ:
プリプリノキリリンコ、カッカッカ


みんな、ここはボクに任せて!!
突然、ブースカは空に舞い上がった。
ナースすずちゃん:
エッ?!
ブースカって空、飛べるの?
みんな知ってた?
他の全員:
知ら~ん

(参考)
ウィキペディア(Wikipedia)によると・・・
ブースカは人間並みの知能と
百トン力(りき)の怪力、
飛行能力や透明化、分身、光線発射など、
様々な超能力を持っている。
頭に生えている角のような「ブー冠」を
温めると大学教授以上に頭が冴えるが、
逆に冷やされると幼稚園児並みに
頭が悪くなってしまう。
また、前述した超能力はここで作られる
ブースカニウムという物質をエネルギー源に
使っているため、ブー冠が取れると
全ての超能力が使えなくなる。
というわけで、ブースカは空に舞い上がり、
飛行しながらがんゾンビに向けて
光線を発射した。
がんゾンビ:
ギャア~~~。
またたく間にがんゾンビ達はやられてしまった。
プリケ:
す、凄いゾ、ブースカ!!
さっすが円谷プロ!!
ブースカ:
エヘヘ。
すずちゃんの入院中に秘かに鍛錬していたんだ。
ドクター亮:
ブースカ!やる時にはやるな。
ナースすずちゃん:
ブースカ、ありがとう!

ところでところでところてん、
薬草とか武器、防具等、
もう少し買い揃えなくちゃね。
仙豆も必要だよね。
ブースカ!カリン様の所までひとっ飛びして、
仙豆をもらってきてくれる?
ブースカ:
がってん、がってん、ためしてガッテン

その代わり、ランチはボクの大好物、
ラーメンを食べようね。
ブースカは力強く飛び立った

プリケ:
じゃあ僕たちは、京阪電車に乗って
京阪大津京駅まで行き、
途中下車してイオンスタイルで買物をしよう。
ドクター亮:
そんな時間はないゾ。
ここは誰かに買物に行ってもらうしかない。
謎の生き物2匹:
あの~、もしよかったら僕たちが
買ってきますけど・・・。

プリケ:
あっ!君たちはムーミン谷に住む
スニフとメソメソじゃないか!!
どうして君たちがこんな所ジョージにいるんだい?
スニフ:
今年はムーミン75周年なんです。
だからアンバサダーとして
ムーミン谷の住民達は
世界各地に出向いているんです。
プリケ:
アンバサダー・・・
ナースすずちゃん&腰のあんばい


ドクター亮:
君たち、ホントにノリがいいな。
メソメソ:
たまたま、僕たちがここ大津京に来ていて、
今、ブースカさんの戦いを見て感激したところメソ。
ナースすずちゃん:
そうなんだ!
私、ミィのぬいぐるみ、持ってるよ。
スニフ:
ミィはムーミン谷の住民の中でも
メジャーなんだ。ムーミンはもちろん、
スナフキンもメジャーな存在なんだけど、
僕らはどちらかと言えばマイナーな存在。
だから、僕たちを見て、すぐにスニフと
メソメソってわかってくれたプリケさんに感謝です。
だから、みなさんのためにも、代わりに買物に
行ってきます。
【施されたら、施しがえす。恩返しです!!】
ナースすずちゃん:
ありゃ?あんた達も「半澤直樹」、見てたんだね。
フィンランドでは放送してないんだね。
スニフ:
うん。あんな面白い番組、フィンランドでは
放送していないよ。
フィンランドにも銀行はあるけれど、
やっぱりあんな人達がいるのかなぁ~。
ドクター亮:
ヨシ、それじゃあ、スニフとメソメソには
イオンスタイルで武器や防具、その他
諸々の物を調達してきてもらおう。
今日は15日でG.G感謝デーだから
混んでるかもな。
ホラ、ボクのイオンカードを貸してやる。
無駄遣いはするなよ。
メソメソ:
ひぇ~、お医者さんだけあって
プラチナカード

いっぱいいっぱい買えるメソ。
ドクター亮:
高額商品はリボ払いにしておけよ。
4Kテレビとか洗濯機とか
フィンランドのお土産に
余計な物は買うなよ。
スニフ:
そんなことはしないよ。
ケンタ君とかマックでつまみ食い
ぐらいはするかも・・・。
ドクター亮:
まあそれぐらいは許してやろう。
ナースすずちゃん:
ちょっと心配だから、私もついていこうかな。
プリケ:
すずちゃんがついていったら、
余計に無駄遣いしそうだね。
ナースすずちゃん:
失礼な。
私はスニフとメソメソの保護者として
ついてくメソ。
あれっ?メソメソの口癖がうつっちゃった

さて、カリン様の所に仙豆を
もらいに行ったブースカ。
イオンスタイル大津京に武器等を
調達に行くナースすずちゃん、
スニフ、メソメソ。
三井寺に直接向かうプリケ、
ドクター亮、腰のあんばい。
次に集合するのは三井寺大門前。
はたして、三井の晩鐘を3回突くと
何が起こるのか、チーム・プリケの一行は
がん大魔王に勝てるのか?
怒濤の展開の次回を待て!!
がんクエスト6~プリケの冒険
広瀬すずさん復帰→「がんクエスト~プリケの冒険」再開
広瀬すずさん、コロナ陽性
がんクエスト4~プリケの冒険
「がんクエスト3~プリケの冒険」
「がんクエスト2~プリケの冒険」
RPG「がんクエスト~プリケの冒険」
広瀬すずさん復帰→「がんクエスト~プリケの冒険」再開
広瀬すずさん、コロナ陽性
がんクエスト4~プリケの冒険
「がんクエスト3~プリケの冒険」
「がんクエスト2~プリケの冒険」
RPG「がんクエスト~プリケの冒険」
Posted by プリケ at 11:53│Comments(2)
│がんクエスト
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今回はアカデミック、マニアックな内容でしたね、日本時刻制度とかブースカの能力とか。読んでためになるブログ目指してますね。そして海外からも仲間が。オヤジギャグはお決まりで。
凄み無きネーミング、「なんちゃてガンワールド」無事行けるのでしょうか?
戦いのシーンは減らし、
メンバー間の会話を中心に展開しました。
オヤジギャグて寒さとジェネェレーション
ギャップを感じてもらい、
アカデミックな内容でなるほどとうなづいてもらい、
冒険の厳しさと覚悟を問うた今作でした。
次回はもしかすると、がん大魔王の姿を
見ることができるかもしれません。
たた、あまりにも強過ぎるため、
パーティ一行はどのように戦っていくのでしょうか。
また、「なんちゃってがんワールド」から
戻ってくることはできるのでしょうか。
ますます佳境に入ってきた「がんクエスト〜プリケの冒険」。
次回もお見逃しなく!!