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Posted by 滋賀咲くブログ at

今年を漢字1字で表わすと・・・

2019年12月28日

今年を漢字1字で表わすと、
私の場合はやっぱり・・・

「病」

今年というより毎年同じ字といっても
言いすぎではないような・・・kao11

まったく、なんでこんなに病弱に
なってしまったのだろうと
落ち込むこともありましたkao_5

でも私、若い時にメキシコで1年間
暮らしていたことから根は楽天的kao05
明日またなんとかなるわい、
どんなに苦しくったってこれは神様が
与えてくださった試練。
より大きく育てるための
経験なんだと思って、
今日まで病気と向きあってきました。
おそらくこれからもそう考えて
過ごしていくことと思います。

このような経験の一つひとつが
血となり肉となってきているような
気がしています。

今年の漢字は「病」ですが、
決して後ろ向きのうつむきがちな姿勢ではなく、
顔を上げて向きあってきた「病」だと
思っています。

そう言えば、以前は入院なんて
嫌で嫌でたまりませんでしたkao03
今もその気持ちに変わりはありませんが、
でもちょっと違う感情も芽生えています。
入院中でも自分の心構え次第で
学ぶべきことはたくさんあります。

たとえば、今回の入院は昨夏の
手術入院と比べて、
また別の辛さがありました。
とにかく退院日当日まで立ちくらみが残り、
入院期間中はこれまでになく不自由で、
気分がずっと悪い日々を過ごしましたkao_3

でも、そんな中でも看護師のみなさんの
コミュニケーションのとり方を
注意深く観察していたんです。

「あっ!この返しはうまい!!」
「間の取り方が絶妙」
「声のトーンが柔らかく安らぎを
与えてくれる」

もう、お手本にしたいコミュ力の高さです。
回復して「マナー研修」や「コミュニケーション研修」の
講師を務める際には、是非これを伝えよう!
そう思うと、頭がクラクラし立ちくらみをしつつも、
なんだかワクワクしてくるんですkao08

今回の入院では、車椅子に乗せてもらい、
あちこちの診察室に連れて行ってもらいました。
そんな時、車椅子を押していただく
看護師さんや看護助手さんと話をしました。
その時の会話も本当に参考になりました。

こんな風に書いていると、なんだか入院生活を
楽しんでいるみたいですね。
本当は自宅に帰りたいんですよ。
入院患者の誰もがそうだと思います。

入院中は治療をして我慢しなければ
ならないことも多々あります。
であるなら、自分なりに工夫をして、
有意義に過ごしたいですよね。
以前はそんな風に考える余裕も
ありませんでしたが、
これだけ度重なるがん宣告を受けると、
開き直れるのかもしれません(笑)

来年の漢字?

本当は健康の「健」といきたいところですが、
がんとの新しい闘いが待っていますので、
「挑」でしょうか。
  


Posted by プリケ at 00:00Comments(4)ひとり言