ここ約20日間の苦しく、辛い出来事
2019年12月24日
以下は自分自身のための記録として
記したものですので、ご関心のない方は
スルーしてください。
体調が悪くなり始めてから、その後どのような
経過をたどったのかをまとめています。
12月4日(水):
のどと頭が痛く、風邪のひき始めと思い、
かかりつけ医へ。
風邪の薬をもらう。
12月5日(木):
右耳にできものができているのに気付く。
少し痛みを感じる
12月8日(日):
のどの痛さ変わらず。
頭は部分的にズキズキする。
右耳がさらに痛くなる
12月9日(月):
抗がん剤投与日だったが、
上記を踏まえ投与中止。
病院から帰宅後、急変。
立ち眩みがして、頭痛続く。
立っていられなくなる
12月10日(火):
右耳が腫れ始める。
12月11日(水):
右耳が腫れ、自宅にあった薬を塗布。
立ち眩み、めまいがする。
頭痛、喉の痛みが続く。
12月12日(木):
我慢の限界突破し
、朝一番に救急車
で
病院へ運ばれる
採血、脳のCT検査を受けるが異常はなし。
耳については耳鼻科で診てもらうようにとのこと。
いったん自宅に帰るも、我慢できず
近くの耳鼻科に行く。
診察結果は右耳に帯状疱疹ができているとのこと。
抗がん剤投与を継続してきて
体力、免疫力が低下していること等が
原因と考えられる。
早速、日頃お世話になっている病院宛て、
紹介状を書いてもらう。
12月13日(金):
朝一番に病院へ。タクシーで向かうが
もうフラフラ状態
耳鼻咽喉科へ直行。
即入院との診断
採血、心電図、X線などの検査を受けるが、
頭がクラクラし、乗り物酔い状態で気分最悪
今後の方針が決まる。
毎日、午前10時に2種類、午後6時と深夜2時に
1種類の点滴治療を約1週間継続することに。
この中でも毎回共通して投与される点滴が
濃厚なもので血管痛が伴い、かなりハードだった
対策として湯たんぽで血管を温めることによって
痛みを緩和することになった。
さらに、深夜2時の点滴がきつかった
血管痛が伴う上、深夜に起きなければならず、
ゆっくり休むことができない。
入院中は深夜の2時に一度目を覚まし、
それから暗闇の中で1~2時間起きていた
この時も辛かったなぁ~
12月16日(月)
ほんの少し自分でも歩けるようになってきた。
しかし、まだまだ頭がクラクラし、
気分の悪さは変わらず
看護師さんに身体を拭いてもらう。
骨粗鬆症や便の検査あり。
本日からリハビリ開始。
12月17日(火)
今回入院して初めて、前回お世話になった
広瀬すずちゃん似の看護師さんに会いに行く。
夕方行われたMR検査は
かつてないほど苦しかった
検査自体は痛みなどないが、
朝食後何も食べていなかったことや、
体調の悪さもあったのだろう。
低血糖のような症状になり、
冷や汗が凄く、意識がなくなりかけた
この検査と明日のCT検査は
本来のすい臓がんのための検査。
12月18日(水)
CT検査。
病院内ではクリスマスコンサートが催されるも、
体調を考え観に行かず。
12月19日(木)
いつもお世話になっているがん相談センターの方が
見舞いに来てくれる。
いつもパワーをいただける方で、
今回も「元気」というクリスマスプレゼント
をいただいた。
心臓エコー検査が夕方からあったため、
キャンドルサービスは観られず。
12月20日(金)
聴力検査。1週間前に比べて
かなり改善していた。
入院して初めてシャワーを浴びる
ふらつきもほとんどなく、さっぱりした
夕方、がんの主治医と面談。
MR検査とCT検査は残念な結果だった
この3ヵ月の辛い抗がん剤治療が
効いていなかった
肝臓に転移したがんそのものは
大きくはなっていなかったが、
肝臓にあちこち散らばったがんが
目立ち始めてきているとのこと
今の段階では自覚症状はないが、
これが大きくなってきた時には
自覚症状が出てくるだろうとのこと。
それまでにやっつけておかなけれなならない
結果、いったんこれまで投与してきた
抗がん剤は中止し、来年から新たな
抗がん剤を投与することに。
ポートという小さい物を身体に埋め込み、
そこから抗がん剤を投与するやり方になる。
基本は3週間に1回、通院で行うことに。
これまでの抗がん剤の副作用と比べると、
脱毛はそれほどではないが、
手のしびれがさらにきつくなること、
人によっては下痢を起こすこと、
また白血球の低下をまねいたりすること等が
あげられる
いずれにしても、また副作用と上手につきあって
いかなければならない日々が続くことには
変わりはない
新しい抗がん剤の副作用やアレルギー等を
みるために4~5日間の入院を要するということで、
1月7日に入院することになった。
その際には、広瀬すずちゃんが
勤務する病棟になるので、
再び会いに行った。
また入院することになり、
その際にはまたよろしく頼みますと
お願いしておいた
予定では、
1月7日(火):
ポート挿入のための手術。
これは30分程度の簡単なもので、
局所麻酔で行われる。
1月8日(水):
第1回目の抗がん剤投与。
12月21日(土)
退院。
まだ、急に振り返ったり、首を動かす動作をすると
頭がクラクラする。
今後も飲み薬は継続。
薬の影響からか身体に発疹が出始める
以上が入院前後から退院に至るまでの
流れである。
今後の自分自身の参考として
記録に留めておきたいと思う。
今回の入院はこれまでにないほど
体調が終始良くなく、苦しく辛い日々の連続だった。
確かに昨夏の手術後も辛かったが、
日が進むにつれて体調も良くなっていったが、
今回は退院するその日も決して気分爽快ではなく、
まだまだ完治には日数がかかりそうな
辛さが残っている。
それだけ耳への痛手の後遺症は
残ってしまうということだ
今のところ、この気分の悪さが
いつ完全取れるのかはわからない。
時間をかけて良くなっていくと思うので、
日にち薬というものだろう。
そんなハードな入院生活だったが、
今回お世話になった病棟の看護師のみなさん、
看護助手のみなさん、清掃の方々、
配膳の方々、事務ご担当の方等の
心暖まる気遣い、声がけ、
会話のやり取り等がどんなに救われたことか。
今回も身をもってた体験できたことを
今後の私の研修にも生かしていければと思っている。
この記録の最後に、あらためて今回お世話になった
みなさまにお礼を申し上げたく思います。
来年から、本来のすい臓がんに対しての闘いが
新たに始まります。
でも、苦しい時、辛い時にはみなさまに受けた
あたたかいご支援を思い出し、
乗り越えていきたく思います。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
みなさま、本当にありがとうございました。
記したものですので、ご関心のない方は
スルーしてください。
体調が悪くなり始めてから、その後どのような
経過をたどったのかをまとめています。
12月4日(水):
のどと頭が痛く、風邪のひき始めと思い、
かかりつけ医へ。
風邪の薬をもらう。
12月5日(木):
右耳にできものができているのに気付く。
少し痛みを感じる

12月8日(日):
のどの痛さ変わらず。
頭は部分的にズキズキする。
右耳がさらに痛くなる

12月9日(月):
抗がん剤投与日だったが、
上記を踏まえ投与中止。
病院から帰宅後、急変。
立ち眩みがして、頭痛続く。
立っていられなくなる

12月10日(火):
右耳が腫れ始める。
12月11日(水):
右耳が腫れ、自宅にあった薬を塗布。
立ち眩み、めまいがする。
頭痛、喉の痛みが続く。
12月12日(木):
我慢の限界突破し


病院へ運ばれる

採血、脳のCT検査を受けるが異常はなし。
耳については耳鼻科で診てもらうようにとのこと。
いったん自宅に帰るも、我慢できず
近くの耳鼻科に行く。
診察結果は右耳に帯状疱疹ができているとのこと。
抗がん剤投与を継続してきて
体力、免疫力が低下していること等が
原因と考えられる。
早速、日頃お世話になっている病院宛て、
紹介状を書いてもらう。
12月13日(金):
朝一番に病院へ。タクシーで向かうが
もうフラフラ状態

耳鼻咽喉科へ直行。
即入院との診断

採血、心電図、X線などの検査を受けるが、
頭がクラクラし、乗り物酔い状態で気分最悪

今後の方針が決まる。
毎日、午前10時に2種類、午後6時と深夜2時に
1種類の点滴治療を約1週間継続することに。
この中でも毎回共通して投与される点滴が
濃厚なもので血管痛が伴い、かなりハードだった

対策として湯たんぽで血管を温めることによって
痛みを緩和することになった。
さらに、深夜2時の点滴がきつかった

血管痛が伴う上、深夜に起きなければならず、
ゆっくり休むことができない。
入院中は深夜の2時に一度目を覚まし、
それから暗闇の中で1~2時間起きていた

この時も辛かったなぁ~

12月16日(月)
ほんの少し自分でも歩けるようになってきた。
しかし、まだまだ頭がクラクラし、
気分の悪さは変わらず

看護師さんに身体を拭いてもらう。
骨粗鬆症や便の検査あり。
本日からリハビリ開始。
12月17日(火)
今回入院して初めて、前回お世話になった
広瀬すずちゃん似の看護師さんに会いに行く。
夕方行われたMR検査は
かつてないほど苦しかった

検査自体は痛みなどないが、
朝食後何も食べていなかったことや、
体調の悪さもあったのだろう。
低血糖のような症状になり、
冷や汗が凄く、意識がなくなりかけた

この検査と明日のCT検査は
本来のすい臓がんのための検査。
12月18日(水)
CT検査。
病院内ではクリスマスコンサートが催されるも、
体調を考え観に行かず。
12月19日(木)
いつもお世話になっているがん相談センターの方が
見舞いに来てくれる。
いつもパワーをいただける方で、
今回も「元気」というクリスマスプレゼント

心臓エコー検査が夕方からあったため、
キャンドルサービスは観られず。
12月20日(金)
聴力検査。1週間前に比べて
かなり改善していた。
入院して初めてシャワーを浴びる

ふらつきもほとんどなく、さっぱりした

夕方、がんの主治医と面談。
MR検査とCT検査は残念な結果だった

この3ヵ月の辛い抗がん剤治療が
効いていなかった

肝臓に転移したがんそのものは
大きくはなっていなかったが、
肝臓にあちこち散らばったがんが
目立ち始めてきているとのこと

今の段階では自覚症状はないが、
これが大きくなってきた時には
自覚症状が出てくるだろうとのこと。
それまでにやっつけておかなけれなならない

結果、いったんこれまで投与してきた
抗がん剤は中止し、来年から新たな
抗がん剤を投与することに。
ポートという小さい物を身体に埋め込み、
そこから抗がん剤を投与するやり方になる。
基本は3週間に1回、通院で行うことに。
これまでの抗がん剤の副作用と比べると、
脱毛はそれほどではないが、
手のしびれがさらにきつくなること、
人によっては下痢を起こすこと、
また白血球の低下をまねいたりすること等が
あげられる

いずれにしても、また副作用と上手につきあって
いかなければならない日々が続くことには
変わりはない

新しい抗がん剤の副作用やアレルギー等を
みるために4~5日間の入院を要するということで、
1月7日に入院することになった。
その際には、広瀬すずちゃんが
勤務する病棟になるので、
再び会いに行った。
また入院することになり、
その際にはまたよろしく頼みますと
お願いしておいた

予定では、
1月7日(火):
ポート挿入のための手術。
これは30分程度の簡単なもので、
局所麻酔で行われる。
1月8日(水):
第1回目の抗がん剤投与。
12月21日(土)
退院。
まだ、急に振り返ったり、首を動かす動作をすると
頭がクラクラする。
今後も飲み薬は継続。
薬の影響からか身体に発疹が出始める

以上が入院前後から退院に至るまでの
流れである。
今後の自分自身の参考として
記録に留めておきたいと思う。
今回の入院はこれまでにないほど
体調が終始良くなく、苦しく辛い日々の連続だった。
確かに昨夏の手術後も辛かったが、
日が進むにつれて体調も良くなっていったが、
今回は退院するその日も決して気分爽快ではなく、
まだまだ完治には日数がかかりそうな
辛さが残っている。
それだけ耳への痛手の後遺症は
残ってしまうということだ

今のところ、この気分の悪さが
いつ完全取れるのかはわからない。
時間をかけて良くなっていくと思うので、
日にち薬というものだろう。
そんなハードな入院生活だったが、
今回お世話になった病棟の看護師のみなさん、
看護助手のみなさん、清掃の方々、
配膳の方々、事務ご担当の方等の
心暖まる気遣い、声がけ、
会話のやり取り等がどんなに救われたことか。
今回も身をもってた体験できたことを
今後の私の研修にも生かしていければと思っている。
この記録の最後に、あらためて今回お世話になった
みなさまにお礼を申し上げたく思います。
来年から、本来のすい臓がんに対しての闘いが
新たに始まります。
でも、苦しい時、辛い時にはみなさまに受けた
あたたかいご支援を思い出し、
乗り越えていきたく思います。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
みなさま、本当にありがとうございました。