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Posted by 滋賀咲くブログ at

私の夢(ビバ!!メヒコ!!No.4)

2008年12月08日

私の夢、それはもう一度、メキシコに行くこと。
学生時代にメキシコで過ごしたあの一年間は、
私にとって何ものにもかえがたい、とっても貴重な時間。マリアッチ楽団

【「生きる」ということを実感】
人を思いやる心、人生を楽しむこと、人間本来が
持っている願望や欲望に対する再認識、
両親への思い、人との関わりなど、
単なるスペイン語習得の枠をこえた、
「生きる」ということを実感した時間。

そこではたくさんの友達(アミーゴやアミーガ:アミーゴは
男の友達、アミーガは女の友達)ができました。
多くの人生の先輩方にも会いました。
知り合った方々から様々なことを学びました。
言葉や文化は違っても、人間の感情はみな同じ。
嬉しい時には笑い、悲しい時には涙する。
彼らの喜・怒・哀・楽は、我々以上に、より鮮烈。




【懐かしい友の顔】
先日、部屋の整理をしていたら、
その当時の写真が出てきました。
懐かしい顔、顔、顔face01kao05kao07
みんな陽気な笑顔、笑顔、笑顔face02face02face02
とってもみんな嬉しそう!そして幸せいっぱい!!
そう!人生は楽しむもの。明日できることは、明日でいいさ。
「アスタ マニャーナ」(=また、あした)の世界。

でも、そんな中、高校生のルイス君やフリオ君、
君たちの言葉を決して私は忘れない。
「アツヒロ、日本っていいね!徴兵制ってないもんね。
ぼくらはもうすぐ高校を卒業するけど、
そのあとには兵役義務があるんだ」

それから、ヒゲもじゃで哲学者の容貌のフェリペ君。
君は本当に言うことがしっかりとしていて、
本当にソクラテスかプラントのようだったね。
私がビザの更新でとっても困っていた時、
君はまだ夜も明けない午前3時ごろから、
約3時間半かかるメキシコシティーまで車を飛ばして
付き合ってくれたね。あの時は本当に嬉しかった。
その車の中で聴いた、ホセ・フェリシアーノが歌う
「ケ・セラ」。これを聴くと、今でもあの朝もやの中を、
眠い目をこすりながら、沿道にサボテンが生える高速道路を
君と突っ走っていた光景が目に浮かぶよ。


【永遠のアミーゴ】
写真を見ていたら、思い出が走馬灯のように
グルグルと頭の中を駆け巡ります。
そんな君たちの成長した姿をこの目で見たい!
そして君たちの大事な家族を見てみたい!

あれから約30年、君たちは私のことを
覚えてくれているだろうか。
私は君たちの永遠のアミーゴ。
きっと、いつか君たちに会いに行くからね!!
そしてまた一緒に、飲んで、歌って、踊ろうね。
遠い昔のことを語りながら。
そして、人生を楽しむために。