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Posted by 滋賀咲くブログ at

業務・実務未経験者のTさんが「採用」された理由

2008年12月04日

昨日に続いて今日も嬉しいことがありました。
Tさんのご入社が決まったんです。

Tさんとは今年の6月に初めてお会いしました。
明るい笑顔とハキハキとした話し方をされる
とっても素敵な女性でした。
第一印象の良い方は、それだけでかなりプラス評価。
この人だったら、たぶん企業さんも好まれるだろうなと直感。
でも、当初はなかなかTさんのご希望とうまくマッチングせず、
歯痒い思いをしたものです。
そして、しばらくは連絡をとりあうこともなく夏が過ぎて行きました。

秋になり、これは!という案件が出てきました。
Tさんは、その後どうしてるだろう?
私は急いでTさんに電話をしました。
「ご無沙汰しています!」
懐かしいあの元気な声が受話器を通して聞こえてきました。
私「Tさん、今、どうしていますか?」
Tさん「引き続き、仕事を探しています」
早速、私はTさんに新しい案件について話をしました。
Tさん「えっ?未経験だけれどもホントに大丈夫なんでしょうか?」
私「経験者の方がベターですけど、Tさんなら未経験でも大丈夫
かもしれませんよ。私が面接には同行、同席しますよ!
思いっきりご支援します!」

ということで、面接日当日になりました。
Tさんはいつものように、快活に自分のできること、これから自分が
したいことを話されました。
(ウンウン、いい感じだ!これなら企業さんにも気に入って
もらえるのでは?)と私は心の中でひそかに思っていました。
結果は予想通り、「採用!!」
実は他からも応募者が何名かいた模様で、
その中から選ばれたTさん!!

あとで企業さんに、どのような点で採用となったかを聞きました。
すると、面接の際に、話し方とか感じが良かったことを
あげられました。未経験だけれども、取り組み姿勢とか
考え方等を聞いていたら、この人だったらと思われたようです。

ここに就職活動を成功させる重要なポイントがあります。
資格を持っていれば良いのでしょうか?
経験が十分あれば良いのでしょうか?
もちろん、資格はあるにこしたことはないでしょう。
経験もあるにこしたことはありません。
それでは、その業務・実務に未経験ならどうでしょうか?

ポイントの一つは、今回のTさんのように、
「この人と一緒に仕事をしてみたい。この人を自分達の仲間に
したい」と企業さん側に思ってもらえるかどうかです。
「この人ならわが社のあの部署に入っても<和>を乱すことは
ないだろうな」と思ってもらうことです。
これって重要なポイントだと思います。
根拠のない自信家は嫌われがちですし、
その業務・実務の経験者は即戦力かもしれませんが、
かえって周囲の人達から浮いてしまう恐れもあります。
企業にとっては、それはリスクになります。

私はいつも「第一印象の重要性」をたびたびお話します。
第一印象が良ければ、かなりプラスに評価されることでしょう。
あとは、ハキハキとした受け答え、それも自分の言葉で。
履歴書や職務経歴書がいくらうまく書けていても、
この印象点が悪ければ大きなマイナスです。

したがって、業務・実務未経験の場合は、この印象面で
かなりカバーできることがあります。
重要な点は「明・元・素」(=明るく、元気に、素直に)。
未経験でも前向きな姿勢を示すこと。
そのためには、話し方や表情、仕草等にも
気を使わなければならないことは当然のことです。
その点をうまくご支援していくのは我々の役目。
皆さんに重要なポイントをお話し、そして、「元気」な姿で
面接に臨んでもらいます。
前述のTさんも、今回、そのようなことをクリアしながら
見事に「採用」となりました。

最後にTさんとお別れする時、私は彼女が運転する車を
見送りながら、心の中で思いました。

「これからは、Tさんが新しい道を一歩一歩、
歩んで行かれるのをあたたかく見守っていこう。
何かの縁で知り合ったTさん。
あきらめずに最後まで追っかけて正解だった。
風邪をよくひくTさん、体には十分気をつけてね!!
Tさんのこれからの新しい人生がキラキラと輝きますように。
そしてTさんが澄み切った青空の中で大きく羽ばたけますように」小鳥

Tさん!ご入社、おめでとう!!