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Posted by 滋賀咲くブログ at

あの頃。。。

2010年07月02日

小さい頃、両親に奈良の
ドリームランド(今はもうありませんが)に
連れて行ってもらいました。

まだ幼かった私にはまさに夢の国!!
そして強烈なインパクト!!
ディズニーランドほどではないにしても、
ジャングルクルーズのようなものがあり、
夢中になっていたことが記憶の片隅にあります。
この時の様子は、当時、父が8ミリで撮影したものが
残っており、いまだに観ることができるんです。

それから吹田で開催された
万国博覧会にもワクワクしたものです。
アメリカ館や三菱未来館には
随分、長時間並んで入館したものです。


あの頃。。。
今ほど物も豊かではなく、
欧米諸国に追いつけ、追い越せと、
みんなが一生懸命、明日に向かって
夢を持って生きていた時代。
年長者を尊敬していた時代。
学校の先生がまだ恐く、威厳があった時代。
人情の機微を感じ取れる時代。
今の日本と比べた場合、あの頃の方が
日本人は精神的には豊かだったのでは
ないかと思えてきます。

物が豊かになりすぎ、便利になりすぎたツケが
今、回ってきているのではないでしょうか。
たとえば、携帯電話がなかった私の学生時代、
好きな女の子の家に電話するにも勇気がいりました。
と言うのも、もし彼女のお父さんが出てきたら
なんて言おうかとドキドキしたものです。
そのためにはきちんとした言葉を使わなければならない。
そんなこともあり、年長者とのコミュニケーション能力が
磨かれていったのかもしれません。
今なら彼女の携帯電話番号あるいはメルアドさえゲット
できれば、彼女の親とのコミュニケーションは
当面は不要ですからね。
でも、親が出てきたらどうしようというあのドキドキ感が
またいいとも言えますね。
自分の親に聞かれたら恥ずかしいので、
自宅近くの公衆電話まで小銭を握りしめて行く途中の
ワクワク・ドキドキ感も携帯電話では味わえませんよね。

あの頃は良かった。。。
な~んて考えるようになったのは、
やっぱり53という歳のせいかな??
  


Posted by プリケ at 23:09Comments(0)ひとり言