この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

ふるさとの風景

2014年04月10日

実家をあとにしたのは、
日が暮れ始める頃だった。
夕景に映える稜線の美しさや、
駅横の高台に登る
急な階段沿いの
桜の艶やかさに心を奪われた。



普段は足早に通りすぎるこの道を、
今日はゆっくりと歩いてみた。
かけ足で走り抜けようとしている季節を
年年、愛おしく感じるようになってきたのは、
年齢のせいなのだろうか。

ふと思った。
あと何度、この桜を
見ることができるのだろうか。
年老いた母に、
あと何度会いに
行くことができるのだろうか。

  
タグ :


Posted by プリケ at 23:48Comments(0)ひとり言