ふるさとの風景
2014年04月10日
実家をあとにしたのは、
日が暮れ始める頃だった。
夕景に映える稜線の美しさや、
駅横の高台に登る
急な階段沿いの
桜の艶やかさに心を奪われた。

普段は足早に通りすぎるこの道を、
今日はゆっくりと歩いてみた。
かけ足で走り抜けようとしている季節を
年年、愛おしく感じるようになってきたのは、
年齢のせいなのだろうか。
ふと思った。
あと何度、この桜を
見ることができるのだろうか。
年老いた母に、
あと何度会いに
行くことができるのだろうか。
日が暮れ始める頃だった。
夕景に映える稜線の美しさや、
駅横の高台に登る
急な階段沿いの
桜の艶やかさに心を奪われた。

普段は足早に通りすぎるこの道を、
今日はゆっくりと歩いてみた。
かけ足で走り抜けようとしている季節を
年年、愛おしく感じるようになってきたのは、
年齢のせいなのだろうか。
ふと思った。
あと何度、この桜を
見ることができるのだろうか。
年老いた母に、
あと何度会いに
行くことができるのだろうか。
タグ :桜