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Posted by 滋賀咲くブログ at

「昭和・メモリアル 与勇輝 展」

2011年09月20日

京都タカシマヤで与勇輝(あたえゆうき)さんの
「昭和・メモリアル 与勇輝 展」が開催されている。
5年ぶりの新作展とのことで、
新作・代表作あわせて110余点を
観ることができる。

以前、安部朱美(あべあけみ)さんの
創作人形作品展を東京で観たが、
共通しているのは「昭和」の時代が
背景にあるということ。

ちなみに、安部朱美さんの作品展、
「昭和の家族」については、
本年1月1日に「【絆】のあった時代」(←クリックしてください)
というタイトルで書いていますので、
そちらをご覧ください。


今回の「昭和・メモリアル 与勇輝 展」も
昭和の匂いがプンプンしている。
私たちの記憶からだんだんと
失われつつある「あの」時代。
今回展示されているのは、
<昭和のあのころ>に生きた子供たちを
中心にした人形たち。

物質的には決して豊かではなかった時代で、
人形たちの多くは、どこか憂いがあって、
物悲しそう。
でも、目力があり、未来への夢と希望を
抱きながら、毎日を懸命に生きている。
そこには命の輝きがあり、
どの人形もその表情がとってもいい。

この人形たちから感じるもの、
考えさせられるものは多々ある。
決してノスタルジーではなく、
昭和というあの時代を我々は
忘れてはならない。
そして失ってはいけないものが
たくさんある。
今回の展示会を観て、
あらためてその思いを強くした。


9月7日(水)~9月26日(月)
京都タカシマヤ グランドホール(7階)にて
  


Posted by プリケ at 18:48Comments(4)プリケの趣味