大津祭の曳山が大津の町の中を!!
2013年10月07日
今年の大津祭、
宵宮は10月12日(土)、
本祭は10月13日(日)だが、
昨日、大津の町では
いくつかの曳山を
見ることができた。


えっ?!
1週間前に町の中を
曳山が練り歩くっていうの、
知らなかった。
毎年、こんなんやってんの?
昨日はたまたま見ることができ、
ラッキー
宵宮は10月12日(土)、
本祭は10月13日(日)だが、
昨日、大津の町では
いくつかの曳山を
見ることができた。


えっ?!
1週間前に町の中を
曳山が練り歩くっていうの、
知らなかった。
毎年、こんなんやってんの?
昨日はたまたま見ることができ、
ラッキー

「半沢直樹」のその後~ロスジェネの逆襲~
2013年10月05日
高視聴率だった「半沢直樹」。
最後は東京セントラル証券に
出向を命じられたところで
終わりました。
当然多くの人が続編を
望んでいると思います。
おそらくドラマ化される
だろうと思いますが、
それを待ち切れず、
一足先に小説を読みました。
タイトルは「ロスジェネの逆襲」。
ロスジェネとは、
ロスト・ジェネレーションの略で、
就職氷河期世代の若者たちのこと。
作家・池井戸潤氏が描く続編は、
主人公・半沢直樹が
東京セントラル証券に
出向してからのストーリーです。
これはあくまで私見ですが、
続編は期待を上回るものでは
ありませんでした。
その要因の一つは、
やはりドラマになって
映像化された際のインパクトが
強かったことにあると思います。
個性豊かな俳優さん達の演技や
緊張感を盛り上げる音楽等々が相俟って、
元々面白い原作が、
さらに盛り上がる結果となりました。
「ロスジェネの逆襲」では、
そのあたりは自分自身の想像で
補いながら読み進めなければ
なりませんでした。
この時、堺正人さんなら
こういう表情をするだろうなとか、
この時はこんな感じのBGMが
流れるだろうなとか・・・。
それはそれで楽しい作業なんですが。。。
やはり、文字だけから受ける
インパクトは、やや弱かったと
言わざるを得ません。
それともうひとつの要因は、
「ロスジェネの逆襲」では、
主人公は東京中央銀行の
子会社である東京セントラル証券を
舞台に活躍するのですが、
あくまで証券会社の社員としての
ストーリー展開です。
その一方、前作は銀行内部での
様々な理不尽なこととの戦いや、
金融庁との攻防が描かれており、
より緊迫感があったように思います。
まあ、そうは言いながら、
一気に最後まで
読んでしまいましたが
「ロスジェネの逆襲」の最後が
どのようになるのか。
書きたいけれど、
まだ読んでいない人のために
やめておきます。
私はまだ読んでいませんが、
現在、「週刊ダイヤモンド」に
シリーズ第4弾として
「銀翼のイカロス」が連載されています。
ちなみに、
第1弾は「オレたちバブル入行組」、
第2弾は「オレたち花のバブル組」、
第3弾は「ロスジェネの逆襲」です。
最後は東京セントラル証券に
出向を命じられたところで
終わりました。
当然多くの人が続編を
望んでいると思います。
おそらくドラマ化される
だろうと思いますが、
それを待ち切れず、
一足先に小説を読みました。
タイトルは「ロスジェネの逆襲」。
ロスジェネとは、
ロスト・ジェネレーションの略で、
就職氷河期世代の若者たちのこと。
作家・池井戸潤氏が描く続編は、
主人公・半沢直樹が
東京セントラル証券に
出向してからのストーリーです。
これはあくまで私見ですが、
続編は期待を上回るものでは
ありませんでした。
その要因の一つは、
やはりドラマになって
映像化された際のインパクトが
強かったことにあると思います。
個性豊かな俳優さん達の演技や
緊張感を盛り上げる音楽等々が相俟って、
元々面白い原作が、
さらに盛り上がる結果となりました。
「ロスジェネの逆襲」では、
そのあたりは自分自身の想像で
補いながら読み進めなければ
なりませんでした。
この時、堺正人さんなら
こういう表情をするだろうなとか、
この時はこんな感じのBGMが
流れるだろうなとか・・・。
それはそれで楽しい作業なんですが。。。
やはり、文字だけから受ける
インパクトは、やや弱かったと
言わざるを得ません。
それともうひとつの要因は、
「ロスジェネの逆襲」では、
主人公は東京中央銀行の
子会社である東京セントラル証券を
舞台に活躍するのですが、
あくまで証券会社の社員としての
ストーリー展開です。
その一方、前作は銀行内部での
様々な理不尽なこととの戦いや、
金融庁との攻防が描かれており、
より緊迫感があったように思います。
まあ、そうは言いながら、
一気に最後まで
読んでしまいましたが

「ロスジェネの逆襲」の最後が
どのようになるのか。
書きたいけれど、
まだ読んでいない人のために
やめておきます。
私はまだ読んでいませんが、
現在、「週刊ダイヤモンド」に
シリーズ第4弾として
「銀翼のイカロス」が連載されています。
ちなみに、
第1弾は「オレたちバブル入行組」、
第2弾は「オレたち花のバブル組」、
第3弾は「ロスジェネの逆襲」です。
作家の山崎豊子さんと父からの電話
2013年10月01日
作家の山崎豊子さんが
お亡くなりになった。
私が社会人になったのは
今から約33年前。
入社式の前日の夜のことでした。
京都に住む父から
1本の電話が入りました。
「明日から社会人だな。
一つだけ伝えておきたいことがある。
本をよく読め。本はいいぞ。
おまえはこれから社会人として
色々なことを経験するだろう。
多くの人にも出会うだろう。
壁にぶつかることもある。
裏切られることがあるかもしれない。
人を愛することもあろう。
悩み悩んで夜も寝られないこともあろう。
そんな時、本はお前をきっと
助けてくれる。
ジャンルは何でもよいが、
小説はいいぞ。
お前とは全く違う人生を歩む
主人公から見習うべきことも
きっとあるに違いない。
本をたくさん読みなさい。
いつかこの意味がわかる時が
きっと来る」
このような内容の電話でした。
しかし、正直に言うと、
私はこの父の言葉のありがたさが
その時はもうひとつわかりませんでした。
入社してから日々の業務に
追われましたが、
それでも、通勤の行き帰り、
電車の中で何冊もの本を
読むことだけは続けていました。
やがて日々の仕事に慣れ始めると、
悩み、考えることも多くなり始めました。
そもそも自分はこの仕事に
合っているのだろうか。
自分はどういう人生を
送っていきたいのか。
働くって何だろうか等々。
あれこれ考えることが多くなり、
イライラしたりストレスも
たまり始めました。
そんな時、よく読んでいたのが
山崎豊子さんの小説でした。
「不毛地帯」
「白い巨塔」
「華麗なる一族」
「大地の子」
「二つの祖国」
等々。
綿密な取材のもとに
出来上がった作品の数々は、
満員の通勤電車の苦痛を
忘れさせるほど
興味深いものでした。
どの作品にも
はまってしまいましたが、
特に「不毛地帯」は、
まだ若かった私には
学ぶべきところが多々ありました。
この小説を読んでいた当時、
私はある壁にぶち当たっていたのですが、
主人公の壱岐氏の生き方には
感銘を受けました。
その時、初めて、あの入試式前夜の
父の言葉の意味がわかりました。
そんな思い入れのある作品の
作家である山崎豊子さんの
訃報を知りました。
残念でなりません。
もっともっと多くの作品を読みたかった。
若い頃からあなたのファンだった。
また<昭和>が一つ、終わった気持ちです。
お亡くなりになった。
私が社会人になったのは
今から約33年前。
入社式の前日の夜のことでした。
京都に住む父から
1本の電話が入りました。
「明日から社会人だな。
一つだけ伝えておきたいことがある。
本をよく読め。本はいいぞ。
おまえはこれから社会人として
色々なことを経験するだろう。
多くの人にも出会うだろう。
壁にぶつかることもある。
裏切られることがあるかもしれない。
人を愛することもあろう。
悩み悩んで夜も寝られないこともあろう。
そんな時、本はお前をきっと
助けてくれる。
ジャンルは何でもよいが、
小説はいいぞ。
お前とは全く違う人生を歩む
主人公から見習うべきことも
きっとあるに違いない。
本をたくさん読みなさい。
いつかこの意味がわかる時が
きっと来る」
このような内容の電話でした。
しかし、正直に言うと、
私はこの父の言葉のありがたさが
その時はもうひとつわかりませんでした。
入社してから日々の業務に
追われましたが、
それでも、通勤の行き帰り、
電車の中で何冊もの本を
読むことだけは続けていました。
やがて日々の仕事に慣れ始めると、
悩み、考えることも多くなり始めました。
そもそも自分はこの仕事に
合っているのだろうか。
自分はどういう人生を
送っていきたいのか。
働くって何だろうか等々。
あれこれ考えることが多くなり、
イライラしたりストレスも
たまり始めました。
そんな時、よく読んでいたのが
山崎豊子さんの小説でした。
「不毛地帯」
「白い巨塔」
「華麗なる一族」
「大地の子」
「二つの祖国」
等々。
綿密な取材のもとに
出来上がった作品の数々は、
満員の通勤電車の苦痛を
忘れさせるほど
興味深いものでした。
どの作品にも
はまってしまいましたが、
特に「不毛地帯」は、
まだ若かった私には
学ぶべきところが多々ありました。
この小説を読んでいた当時、
私はある壁にぶち当たっていたのですが、
主人公の壱岐氏の生き方には
感銘を受けました。
その時、初めて、あの入試式前夜の
父の言葉の意味がわかりました。
そんな思い入れのある作品の
作家である山崎豊子さんの
訃報を知りました。
残念でなりません。
もっともっと多くの作品を読みたかった。
若い頃からあなたのファンだった。
また<昭和>が一つ、終わった気持ちです。