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Posted by 滋賀咲くブログ at

「半沢直樹」のその後~ロスジェネの逆襲~

2013年10月05日

高視聴率だった「半沢直樹」。
最後は東京セントラル証券に
出向を命じられたところで
終わりました。
当然多くの人が続編を
望んでいると思います。

おそらくドラマ化される
だろうと思いますが、
それを待ち切れず、
一足先に小説を読みました。
タイトルは「ロスジェネの逆襲」。
ロスジェネとは、
ロスト・ジェネレーションの略で、
就職氷河期世代の若者たちのこと。

作家・池井戸潤氏が描く続編は、
主人公・半沢直樹が
東京セントラル証券に
出向してからのストーリーです。
これはあくまで私見ですが、
続編は期待を上回るものでは
ありませんでした。

その要因の一つは、
やはりドラマになって
映像化された際のインパクトが
強かったことにあると思います。
個性豊かな俳優さん達の演技や
緊張感を盛り上げる音楽等々が相俟って、
元々面白い原作が、
さらに盛り上がる結果となりました。

「ロスジェネの逆襲」では、
そのあたりは自分自身の想像で
補いながら読み進めなければ
なりませんでした。
この時、堺正人さんなら
こういう表情をするだろうなとか、
この時はこんな感じのBGMが
流れるだろうなとか・・・。
それはそれで楽しい作業なんですが。。。
やはり、文字だけから受ける
インパクトは、やや弱かったと
言わざるを得ません。

それともうひとつの要因は、
「ロスジェネの逆襲」では、
主人公は東京中央銀行の
子会社である東京セントラル証券を
舞台に活躍するのですが、
あくまで証券会社の社員としての
ストーリー展開です。
その一方、前作は銀行内部での
様々な理不尽なこととの戦いや、
金融庁との攻防が描かれており、
より緊迫感があったように思います。

まあ、そうは言いながら、
一気に最後まで
読んでしまいましたがkao08

「ロスジェネの逆襲」の最後が
どのようになるのか。
書きたいけれど、
まだ読んでいない人のために
やめておきます。

私はまだ読んでいませんが、
現在、「週刊ダイヤモンド」に
シリーズ第4弾として
「銀翼のイカロス」が連載されています。

ちなみに、
第1弾は「オレたちバブル入行組」、
第2弾は「オレたち花のバブル組」、
第3弾は「ロスジェネの逆襲」です。
  


Posted by プリケ at 22:08Comments(0)ひとり言