年末恒例行事、ベートーべンの「第9」
2018年12月13日
ベートーベンの交響曲第9番「合唱」。
年末の恒例行事として各地で
コンサートが催されます。
近年はコンサートに行くことはしませんが、
この時期、毎年、CDで聴いています。
現在、約30種類の「第9」のCDを
保有していますが、年の瀬には
その中から1枚選んで聴いていました。
近年は、重量感のある最晩年の
ベーム&ウィーン・フィル盤、
フィッシャー・ディースカウが歌う唯一の第9として
有名なフリッチャイ&ベルリン・フィル盤等々、
毎年、CDの選択に時間をかけて
聴くようにしていました。
でも、今年はちょっと違って、
「第9」の終楽章、それもコーダの
部分を中心に比較しながら
CDを聴き比べました。
あらためてこうした聴き方をすると、
当然ながら指揮者によって、
また同じ指揮者でも録音時期によって
ずいぶん違うことを再認識しました。
私の好みは、特に第9のような曲の場合、
やっぱり安全運転のコーダより、
熱気を帯びて突き抜けていく感じの方です。
そうなると、その筆頭はやはり
フルトヴェングラーかなと思います。
それも、あの有名なバイロイト盤ではなく、
ヒトラーの第9と言われている1942年の
ベルリン・フィル盤です。
これはもう本当に凄まじいコーダです。
今年の年末はこのCDに決めました。
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Posted by プリケ at 00:01│Comments(0)
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