琵琶湖一帯、オレンジ色に染まる景色

2020年08月31日

昨日の夕方、日中の暑さも少しやわらいだ頃、
琵琶湖一帯はオレンジ色に染まりました。

この自然の景色には本当に癒やされます。




今日は抗がん剤投与の日です。
ステイホスピタル~~~病院

目覚めた時から胃周辺も痛いしkao_5
また37.3度という微熱もありkao_16
少し今日は体調が悪いなぁ~kao_3

  
タグ :琵琶湖


Posted by プリケ at 08:29Comments(2)大津京から眺める景色

母がもらしたひと言に・・・

2020年08月30日

先日、母親と話をしていた際、
ふと母がもらしたひと言。

「ごめんな、身体の弱い子に産んで。
私が悪いんや」

あか~ん、こんな言葉を聞いたら・・・kao_18
まもなく89歳になる母親に
こんな言葉を言わせるなんて・・・kao_5

「絶対、そんなことない!!
お母さんのせいやないで」

と言うのが精一杯だった。

母の家を出た後、涙がポロポロと
流れ落ちたkao_6
  


Posted by プリケ at 14:55Comments(2)プリケの闘病記

晩夏のびわ湖・静かな夜明け

2020年08月30日

少し早めに目が覚めました。

虫の声が聞こえましたが
セミではなく、秋の虫の声でした。




  


Posted by プリケ at 06:10Comments(2)大津京から眺める景色

がんの痛みと治療はどちらが辛い?

2020年08月29日

がんによる痛みと副作用を含む治療の辛さ。

いずれも甲乙つけがたいハードさだkao03
がんの種類やステージにもよるし、
個人差も随分あると思う。

私の場合は以下の通り。

★悪性リンパ腫
圧倒的に副作用を含む治療が辛かったkao03
脱毛は激しく、倦怠感も半端ではなかったkao12
自宅で横になっていても
とにかくもだえ苦しむという感じで、
「誰か助けてぇ~」と何度も叫んだぐらいだkao_6
また、抗がん剤も投与に約6時間程度必要であり、
その長さも辛かったkao02

身体的負担としては放射線治療だろうか。
放射線治療そのものは非常に短時間で済み
楽なんだが、肌がただれその痛みが
しばらく続いたことが辛かったkao_3
また放射線を当てた近辺は、
しばらく髪の毛が生えてこなかった。
やはり、放射線は恐ろしいkao_16

悪性リンパ腫を経験した課程で最も痛かったのは、
局部麻酔での生検だった。
腫れがあった首の部分を切って腫瘍の一部を取り出し、
がんかどうかを確認するための手術だが、
これが痛かったkao_15
いまだに後遺症が残っているぐらいだ。

骨髄穿刺という針を刺して骨髄液を
取ることも入院中されたが、
ネットで書かれているほど痛みはなかった。
これは主治医の腕の良さだったと思う。

ただし、主事曰く、悪性リンパ腫は病気分類上、
がんそのものではないとのこと。
ただ、よく血液のがんと言われてはいる。

★すい臓がん
身体的な痛みとしては背中が痛かったkao04
抗がん剤は何パターンか経験したが、
その内の一つは脱毛が激しかったが、
倦怠感等のどうしようもない副作用はなかった。
何が一番辛かったかと言えば、
手術後の約1週間の日々kao_3
いろいろな管を身体につながれ、自由が奪われた。
特に手術当日の夜と翌日及び翌々日あたりは
まさに地獄の日々だったkao_18
痛みというより、自由に身体を動かせないことや
喉の渇き、麻酔薬による幻影等々、
もう2度と経験したくない。

★肝臓に転移したすい臓がん
これは現在治療中のもので、
がんの痛みと治療の両方が辛いkao_5
ある意味、これまでで一番ハードかもしれない。
がんの痛みとしては胃周辺が痛み、
医療用麻薬を使いながらなんとか痛みを
少しでもおさえるようにしている状況。

一方、治療の辛さとしては、やはり副作用だ。
抗がん剤投与そのものは約1時間で
終了するので楽だが、
やはりがん独特の倦怠感がある。
また最近は時々微熱が出るようになってきた。
抗がん剤投与は今、約1時間と書いたが、
今年前半投与していたものは病院と自宅合計で
連続約50時間という超長時間。
これは副作用もそこそこあったが、
この時間の長さが辛かったkao02

さらに、ポート挿入の簡単な手術も局部麻酔で
行ったのだが、これは予想以上に痛かったkao03

★肺に転移したすい臓がん
これはつい最近見つかったもので未知数。
それだけに不安や恐怖心があるkao_3


以上のように、もうこれでもかというほど
痛めつけられているkao_6
今後、痛みが増してくるかもしれないと思うと
ますます憂鬱になってくるkao_3
がんが今、私の身体をじわじわと
侵食しつつあると思うとやはり恐いkao_3
私の身体がいつまで耐えられるのか・・・kao_5

でも、私以上にもっと大変な状況の人は
いくらでもいらっしゃると思う。
体調が良い時は自由に出歩けるだけ
私は恵まれていると思う。

いずれ良い薬も出てくることだろう。
無理をせず、その日その日を大切に過ごしてゆく。
痛みがある時は我慢せず薬や周囲の人達に頼る。
家族は当然ながら、主治医や看護師さん、
病院には頼れる人がたくさんいる。
自分一人で頑張りすぎない。

withがんの日々を、私はそのように過ごしていきたい。
  


Posted by プリケ at 00:00Comments(2)プリケの闘病記

ブログを初めて12年

2020年08月28日

振り返ってみれば、我ながらよくここまで
書き続けてこられたものだと思う。

基本的に何事も長続きしない私が、
このブログだけは2008年8月11日に
書き始めて、もう12年になる。

途中、休んだことはあるにしても
10年以上続けられるなんて
思ってもみなかった。

誰かに読んでいただくという面と、
もう一つは自分のための備忘録的な
意味合いもある。
だから、誰かが読んでもまったく
興味のない記事もあると思う。

先日、あるブロガーさんのブログが突然
アップされなくなった。
それ以降、連絡もできず、
おそらく健康上、何かがあったのではないだろうか。

私も今、結構、重い病気にかかっているので、
いつまで更新できるかはわからないが、
書ける内は書き続けたいと思っている。
たとえそれが、自分のための
備忘録的なものであったとしても。
  
タグ :ブログ


Posted by プリケ at 00:00Comments(2)ひとり言

かかりつけ医との会話

2020年08月27日

昨日、命の恩人の一人である
かかりつけ医と話をしてきました。

この先生は10年前、私が心筋梗塞の
一歩手前の際に助けていただいた方です。

以来、心臓の薬は継続して飲み続けており、
これからもずっと服用しなければなりません。
昨日はその薬をもらいに行ってきました。

私:
先生、ご無沙汰しておりま~すface02

かかりつけ医:
なんや、パッと見、元気そうやおまへんか。kao05

私:
そうなんです。
パッと見はみなさんそう言われるんですけど、
実は中身はボロボロでオマスkao_18


と言いながら、血液検査結果表を渡し、
最近の病状説明をしました。


かかりつけ医:
う~ん、主治医の言うことをよく聞いて、
粘り強く病気とつきあっていくことですなぁ~。


私:
withコロナとちごて、withがんですわ!!
アハハハkao05
あとはどうなるか、神のみぞ知るっちゅうことですな。

かかりつけ医:
まあこんだけ元気に話せるんやったら、
ちょっと安心しましたわ。


私:
まあ、から元気でおますけどkao08
でも、落ち込んでいても前に進まんし、
まあその日その日を楽しく過ごしてますわ。
幸い、今は仕事をセーブしてますんで、
自由に暮らせてるんですわ。
こんなに日々、自由に暮らせることって
これまでの人生にはなかったですしなぁ~。
そういう意味では、無茶苦茶、楽ですわ。
何のしがらみもないし、日々、体調の許す限り
好きなことをして過ごしているんでおます。
がんに伴う痛みがあることは
つろ~うおますけどkao03

かかりつけ医:
痛みは薬で何とか対応してもらい、
そういう気持ちで日々過ごしてもらうことは
病気にもいいと思いますよ。
病は気からと言いますさかいな。


私:
そうだす、そうだす、病は気からです境港kao08

かかりつけ医:
まあそういうショームないオヤジギャグが
出ている間は大丈夫やなface02


私:
時々こうして先生のところへ来て
冗談を言うのも気晴らしになってるんです。
先生、のりがエエさかいなkao08
オヤジギャグ言う場としては最高でっせ。
研修でオヤジギャグかますと、
シラ~っとなることもありますさかいなkao08
ホナ、またヤク(薬)が切れそうになったら
寄せてもらいまっさ。

かかりつけ医:
水分もしっかり取ること、忘れんようにな。
「3密」の所へは行ったらあかんで。
お大事に。


私:
まだまだ酷暑厳しき折、先生もくれぐれも
ご自愛ください。

かかりつけ医:
なんか手紙の文章みたいやな。


私:
わざと手紙の文章みたいに言いましてんkao08
ホナ、サイナラ~~~icon23


と言うわけで、冗談を交えながら、
最近の病状を報告してきました。
かかりつけ医には報告・連絡・相談を
しっかりとしておかなければicon22

でも、このかかりつけ医をはじめとし、
外科の先生といい、悪性リンパ腫の先生といい、
偶然、良い先生に巡り会えて本当にラッキーでした。
どの先生も私のショームないオヤジギャグや
冗談話を受け入れていただき、
コミュニケーションしやすい先生ばかりです。
当然、その結果として信頼関係もしっかりと
できています。

「この先生に言われたら仕方ないな」
「この先生の言われるとおりにしよう」
と素直に思えることは病気と向き合う上で
大切なことだと思います。
セカンドオピニオンも大事ですが、
私は実はこれまでセカンドオピニオンの
依頼経験がありません。
今診ていただいている先生たちで
十分満足しています。
先生たち、このブログ見たら、涙、流しよるやろなぁkao08
  


Posted by プリケ at 00:00Comments(0)プリケの闘病記

谷村新司のNew Album 「谷村文学選2020」

2020年08月26日

レンタルでもダウンロード等でもなく、
CDを所有していたいアーティストのひとり、

谷村新司(チンペイさん)

本格的に聴き始めたのは大学生の頃。
以来約40年、ずっとファンであり続けている。

名曲は数多く、ベスト1を選べと言われても
非常に難しい。
強いて言うなら、「シェナンドー河に捧ぐ」だろうか。

そんなチンペイさんのNew Albumが発売された。
タイトルは「谷村文学選2020」。
これまで発表されてきた31枚のアルバムの中から
本人がセレクトした12曲(新録音多数)プラス
新曲2曲が収録されている。

収録曲は以下の通り。

1.グレイス
2.面影
3.熱い吐息
4.真夜中のカーニバル
5.この空の下
6.陽はまた昇る
7.心花伝
8.ダンディズム
9.悲しみの器
10.いい日旅立ち~いい日旅立ち・西へー組曲ー
11.少年の墓
12.浪漫鉄道ー蹉跌篇
13.群青
14.昴ーすばるー

1と7が新曲。
2、3、5、8、9、10、11、12、13が新録。
チンペイさんは若い頃、もっと野太い声だったが、
「今の谷村新司」の声での新録と聴き比べるのも
興味深い。

今回のアルバムの選曲は
チンペイさんご本人によるとのことだが、
中でも「悲しみの器」が収録されたことはありがたい。
何度聴いても、しみじみとしたいい曲だ。

また、「少年の墓」はよくぞセレクトしてくれたと思う。
この曲はアルバム「JADEー翡翠ー」に含まれていた曲。
それほどメジャーな曲ではないが、これまた名曲だ。

そして2つの新曲。
「グレイス」と「心花伝」。

Grace(グレイス)は優美、気品、上品等の意味。
コロナ禍や異常気象等、人の力では抗えない苦難が
続く中でも、生かされているこの「命」に感謝し、
人としての「品格」を忘れることなく
生きぬいていくことが大切ということが
込められたスケール感のある曲。

「心花伝」もチンペイさんらしい言葉選びと
メロディーラインiconN07

聴き応えのある1枚だった。
  


Posted by プリケ at 00:00Comments(0)音楽の話

がんの痛み→麻薬が効かなくなってきた(泣)

2020年08月25日

現在、がんの痛み対策として医療用麻薬を
服用しています。

飲み始めの頃は効き目が抜群だったのですが、
最近はそうとも言えなくなってきましたkao_3

この薬は1時間空ければ何度飲んでもよい
と言われているものですが、
現在は一番多くて1日、3回服用。
まったく飲まない日もあり、平均すると
2回程度の服用になります。

最近は残念ながら、服用しても1~2時間経つと
また痛みが出てくることが多くなってきましたkao_6
主治医曰く、私の現在の服用量は
まだまだ初期段階らしく、
もっとたくさん飲んでいる人は多いとのことkao12

この5年間、がんとずっと闘い続けてきましたが、
幸い痛みは伴いませんでした。
がんは痛みが伴うものという認識があったため、
ラッキーと思っていましたが、
そう甘くはありませんでしたkao_5

やっぱり痛みがあるというのは辛いものですねkao02
朝、目覚めると痛みを早速感じてしまう・・・kao03
痛みから解放されるのは寝ている時のみkao_12
一日でもいいから痛みをまったく感じない日が
あってほしい・・・kao_6

もっと大変な人はたくさんいるとは思いつつ、
正直、辛い毎日ですkao04
  


Posted by プリケ at 00:00Comments(4)プリケの闘病記

夏空の下を自転車でぶら~り

2020年08月24日

病気に対する不安を抱えながらも
落ち込んでいては始まりません。

とにかく終日閉じこもっていては
余計なことを考えてしまうので、
熱中症に気を付けながら
「3密」を避けて外出するようにしていますiconN18

8月も下旬となりましたが、
まだまだ夏の暑さは続くようで・・・。
空を見上げてもパワーあふれる雲が
浮かんでいますicon15

三井寺方面上空に浮かんだ夏の雲icon14


こんな景色も夏icon01icon14
奥に見えるのはミシガン船icon14


まもなく閉店になる西武大津店icon14
お世話になりました。
昨日は結構人出が多く、
ソーシャルディスタンスを維持するのが
少し大変でした。
来週末はいよいよ閉店直前なので、
混み合うことでしょう。
  


40年ぶりの再会

2020年08月23日

40年ぶりの再会だった。
とは言っても夢の中。

メキシコ留学時代、ホームステイしていた
家庭にいた犬。名前はペルーサ。
マルチーズ系の犬。

学校の帰りにタコスを買ってきたら、
私が自分の部屋に入る前に
真っ先に走り込んで、
私の机の横にきちんと座って
お裾分けを待っていた。

ペルーサにとって、

私=タコス

をもらえる存在だったのだろう。
本当にタコスが好きな犬だった。
さっすがメキシコの犬!!

ペルーサがホームステイ先にいてくれたことで
どんなに毎日の生活が潤ったことだろう。
日本に帰国する際、最後の別れを告げた
あの場面は今でも忘れられない。

私(スペイン語で):
ペルーサ、もうこれでお別れだよ。
たぶん、もう2度と会えないと思う。
約1年間、ありがとうね。
ペルーサのおかげで毎日楽しかったよ。


ペルーサはどんな気持ちで
この言葉を受けとめてくれていただろう。
じっと僕のことを見つめてくれていたのは確かだ。

当然、ペルーサはもうこの世にはいない。
でも、40年の時を飛び越えて
僕の夢の中に出てきてくれた。
夢の中のペルーサは40年前と
まったく変わらなかった。

次に会えるのはいつのことだろう。
ペルーサ、いつでも待っているから
また夢の中に出てきて欲しいな。
次は一緒にタコスを食べようね。


  


Posted by プリケ at 00:00Comments(2)ひとり言