就職活動で大切なこと

プリケ

2014年01月20日 08:16


先日、ハローワークに行った時のこと。
あたりを見ていると、
ちょっと気になることがありました。
マナーのできていない求職者の方が
何人か目についたんです。

たとえば。。

「これ、紹介してほしいんやけど」
と言って、求人票をぽいと
相談員さんに投げ置く人。

どかっと椅子に座って、
腕組みしながら自分の希望を話す人。
それも「仕事紹介せぇ!」って感じの、
やたら態度が横柄な人。

あいさつができない人。

言葉遣いがまったくできていない人。

もうこの段階で既に採用の可能性が
かなり低くなっていますよ。
「面接の時はちゃんとやるから大丈夫」
って言う人もいますが、
そんなのはダメ。
日頃からきちんとしているからこそ、
いざという時にも自然に
きっちりとできるんです。

本物か作り物かは
プロの面接官なら見抜きますよ。

日常の当たり前のことを
当たり前に意識することなく
継続できているかが重要です。

こういうことも就職対策です。
履歴書や職務経歴書を
しっかりとていねいに書くことも大事。
でも、履歴書や職務経歴書の書き方、
それから、面接の応対の仕方などは、
いわゆる【やり方】です。
これも大事ですが、そのベースとなる
人間性というか人間力というか、
あえて言うならば【人としてのあり方】、
ここがきっちりとしていてこその
【やり方】です。


内定をもらってからその応募先で
充実した仕事人生を送る上でも、
あるいは日常生活をより有意義に
豊かにするためにも、
【人としてのあり方】は非常に重要です。

そんな中で、
相談を終えたひとりの若者が
さわやかな笑顔で
受付の女性二人にひと声かけて
ハローワークをあとにしました。

「ありがとうございました」

このひと言です。
たった11文字。
時間にして1~2秒です。
このわずかなことを
できている人が
どれほどいるでしょうか。
それも気持ちを込めて
言えている人が。

こんなことは当たり前のことですが、
それがなかなかできていない。
当たり前のことを「知っている」のと
「できている」のとは大違いです。

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