講義中の「あくび」は工夫してよね

プリケ

2019年08月20日 00:00

研修・セミナー講師を始めて15年以上になるが、
時々思うことがある。

それは、研修中の受講生のあくび。

そりゃあ、人間誰しも疲れている時、
講義内容がつまらない時、
換気が悪く部屋の空気が良くない時など、
あくびをする時は様々なケースが考えられる。

ただ、そのあくびの仕方が問題だ。
なんの遠慮もなく、講師側からまる見えで
平気にあくびをする人が時々いる。

これをやられたら、やられた方は
決していい気分ではない。
あくびをする時は、なるべくわからないように
ごまかす仕草が欲しい。
やや下を向き口に手を当てるとか、
なんとでもやりようはある。
こんなのは当然のエチケット。

たとえば、再就職を目指している受講生の場合、
履歴書や職務経歴書をきちんと書くことは
もちろん大切なのだが、
こういうちょっとした周りに対する配慮も大切だ。

当たり前のことだけれど、
当たり前のことを当たり前に、
ごく自然にできる人は
おそらく再就職してもうまく立ち回れると思う。

当たり前のことだけれど、
この当たり前ができていない人が
案外多いんだよなぁ。
会社の中でうまくやっていける要因の一つは
こういうところにもあるのではないだろうか。


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