スタジオジブリの【風立ちぬ】を観てきました

プリケ

2013年07月21日 23:28

大好きなスタジオジブリ映画

前回の作品、【コクリコ坂から】を
観たのが2年前の7月17日でした。
2年ぶりに、今日、
最新作【風立ちぬ】を
観てきました。
今日は公開2日目でしたが、
観客は約30名で
ゆったりと観ることができました

さて、ジブリ映画については、
【コクリコ坂から】(←クリック。
2011年7月17日の2つ目の記事)

を観た際にも書きましたが、
私のポイントとしては、
大空を飛翔するシーンがあるかどうか。
その浮遊感を味わえるかどうかが
決め手のひとつ
あとは風景の細かい描写や
雨のシーンがあることも
私なりのポイントのひとつ

今回の作品も十分、
それらを味わうことができました
まずは映画が始まって、
すぐに空を飛ぶシーンが
描かれています
その後も何度か大空を
飛ぶシーンが出てきて、
それだけでも大満足
さらに、お約束の雨のシーンも
もちろん出てきます。

素敵なシーンが
たくさん出てきますが、
私が今回印象に残っているのは
祝言の夜の雪が降るシーン。
愛した女性の命が
そう長くないことを
知っているからこそ、
その瞬間、瞬間を大切にしたい。
静かな静かなおごそかな
雪の夜です。
その他、町の細かい描写、
特に私は冒頭近くに出てくる
大正堂の建物が気に入りました。
山や森の緑、小川のせせらぎ、
もういつも通りのジブリ作品でした。

ただし、今回は「ポニョ」や
「トトロ」とは異なり、
全年齢層対象の
作品ではありません。
時代背景は大正から昭和前期。
貧しさ、不景気、病気、
そして戦争という
厳しく苦しい時代を
生き抜いていく人々が
描かれています。

主人公の飛行機作りの夢。
その技術が、やがて零戦へと
結びついていく。
それは夢であり美しさであり、
同時に忌まわしさでもあります。
そして、愛する女性との
出会いと別れもあります。

宮崎駿監督自ら試写会で涙した
と言われる【風立ちぬ】。
最後にユーミンの
「ひこうき雲」が流れ、
感動を盛り上げます。

もう一度、是非、観たい映画となりました。


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