私の思い出の映画~その名ラストシーン~
映画が大好きです。
これまで多くの映画を見てきましたが、
私の思い出の一本は「旅情」。
キャサリン・ヘップバーンが演じるジェーンが
水の都ベニスを訪れて、
ほろ苦い恋におちいるお話。
哀愁に富んだ大人のラブ・ストーリーであり、
バックに流れる「サマータイム・イン・ベニス」の
メロディーがまた心憎い。
そのラストシーン。
ロッサノ・ブラッツイ演じるレナートとの
別れのシーンの印象的なこと!!
列車が出ていく。
それを追いかけるレナート。
プレゼントに用意してきた箱を
もう少しで手渡せそうなのに、
あと少しというところで届かない。
思いあまったレナートは、箱から中身を取り出す。
その手には<くちなしの花>。
それを見たジェーンは、その意味するところを理解した。
そう、「くちなしの花」の花言葉は、
【私は幸せ者】、【とても幸せです】
このラストシーンは映画史の中でも、
私にとっては珠玉の名シーンだと思っています。
皆さんにとって、忘れがたい名ラストシーンって
どんな映画なんでしょうか??
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