手術日当日を振り返ると・・・
覚悟はできていましたが、
やっぱり手術日当日は
朝からドギドキ
不安いっぱいの朝でした。
手術用の服に着替えたあたりから、
緊張感は高まってきます
病室でお呼びがかかるまで
待っているのですが、
その時間の嫌なこと!!
さあ!いよいよ手術室に向かいます
入口で「やっぱり嫌や〜」なんて
言う人っていないんでしょうか。
手術室のベッドって結構幅が狭いんです
当然、オペしやすいようにということですが、
こんな狭いベッドで8時間か!って印象でした。
まあ、意識がない私には関係のないことですが
まず、術後のための痛み止めを背中から注入。
これがかなり痛いって言う人が何人かいましたが、
幸い痛みはほとんど感じませんでした
その後、仰向きになって、点滴から麻酔薬が
入ってきます。
病院側:
「はい、これから入ります」
私:(心の中で).:
イチ、ニー、サン
このあたりで意識が飛んでしまいました。
次に声が聞こえたのは、
「終わりましたよ!今、夕方の5時過ぎです!!」
私:
(朦朧とした意識の中で)8時間経ったんだ〜。
まだ、生きている・・・。
私にはホントにアッという間の8時間でした。
誰かの声:
無事終了しました。成功です!!
妻の声:
良かったね。
そうそう、大阪桐蔭が勝ったよ!!
私:
ありがとう。
そうか・・・。
やっぱり、大阪桐蔭が勝ったのか!
術後の妻の最初の素敵な声掛けでした。
というのも、今年、第100回大会を迎えた甲子園
連日、好勝負が続いていましたが、
残念ながら決勝戦が手術日。
でも、決勝戦まで私はたくさんの
本当にたくさんの「勇気」を
球児達からもらっていました。
それを知っての妻の声掛けでした。
さあ、それから後は悪夢の
3日間が始まりました。
術後がこれほどしんどいとは
想像していませんでした。
でも、とりあえず、大きな山の頂を
乗り越えました。
2018年8月21日(火)、この日を
私は生涯忘れることはないでしょう。
関連記事