手術日当日を振り返ると・・・

プリケ

2018年08月31日 17:36


覚悟はできていましたが、
やっぱり手術日当日は
朝からドギドキ
不安いっぱいの朝でした。

手術用の服に着替えたあたりから、
緊張感は高まってきます
病室でお呼びがかかるまで
待っているのですが、
その時間の嫌なこと!!

さあ!いよいよ手術室に向かいます
入口で「やっぱり嫌や〜」なんて
言う人っていないんでしょうか。

手術室のベッドって結構幅が狭いんです
当然、オペしやすいようにということですが、
こんな狭いベッドで8時間か!って印象でした。
まあ、意識がない私には関係のないことですが

まず、術後のための痛み止めを背中から注入。
これがかなり痛いって言う人が何人かいましたが、
幸い痛みはほとんど感じませんでした
その後、仰向きになって、点滴から麻酔薬が
入ってきます。

病院側:
「はい、これから入ります」

私:(心の中で).:
イチ、ニー、サン

このあたりで意識が飛んでしまいました。

次に声が聞こえたのは、
「終わりましたよ!今、夕方の5時過ぎです!!」

私:
(朦朧とした意識の中で)8時間経ったんだ〜。
まだ、生きている・・・。

私にはホントにアッという間の8時間でした。

誰かの声:
無事終了しました。成功です!!

妻の声:
良かったね。
そうそう、大阪桐蔭が勝ったよ!!

私:
ありがとう。
そうか・・・。
やっぱり、大阪桐蔭が勝ったのか!

術後の妻の最初の素敵な声掛けでした。
というのも、今年、第100回大会を迎えた甲子園
連日、好勝負が続いていましたが、
残念ながら決勝戦が手術日。
でも、決勝戦まで私はたくさんの
本当にたくさんの「勇気」を
球児達からもらっていました。
それを知っての妻の声掛けでした。

さあ、それから後は悪夢の
3日間が始まりました。
術後がこれほどしんどいとは
想像していませんでした。

でも、とりあえず、大きな山の頂を
乗り越えました。
2018年8月21日(火)、この日を
私は生涯忘れることはないでしょう。

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