【ウルトラQ】
以前(3月22日)書いた通り、
私が初めて観た映画は
「キングコング対ゴジラ」だった。
幼かった私はスクリーンの中で
暴れまくる怪獣たちに釘付けになった。
それ以来、私は怪獣ものにはまってしまった。
朝日ソノラマのソノシート
(知る人ぞ知る←kiss_mottoさんあたりなら
ご存知ですよね~)や、
ソフビ人形をよく買ってもらった。
やがて、映画館でしか観られなかった怪獣が、
テレビでも観られるようになった。
円谷プロの「ウルトラQ」である。
第一回目は「ゴメスを倒せ!」。
私は完全にノックアウトされた。
以降、番組が放送される毎週日曜日を心待ちにした。
石坂浩二氏のナレーションと音楽が、
いやがおうでも幼い私の心を
異次元の世界に導いたが、
モノクロであることもその世界を
雰囲気あるものにした。
魅力あふれる怪獣たちがいた。
ガラモン、カネゴン、ペギラ、
ナメゴン、ゴメス、リトラ等々。
また、ストーリーも秀逸なものが多く、
大人になった今でも十分楽しめるものは数多い。
今ではこれらをDVDで、
いつでも好きな時に観られるようになった。
良い時代になったものだ。
しかし、あれは面白かった、良かったと記憶の中で
楽しんでいる方が良いこともあるのではないかと
思うことがある。
この後に続くのが「ウルトラマン」であり
「ウルトラセブン」であるが、
やはり私にとってそのルーツである
「ウルトラQ」の衝撃は計り知れないものがある。
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