雨粒
今日は、雨。
でも、心の持ちようで見える景色も変わってくる。。。
<雨粒>
無数の雨傘の中から僕の傘を選んで降り注いでくれた君。
冬の君の音色は寂しげだけれど、静かで厳かな調べだった。
こんにちは。。。雨粒さん。。。
そんな君は、やがて川になり海へ注ぐ。
そしてまたいつか、地上に降りてくる。
けれど、今度は僕に降り注いでくれるだろうか。
夏の雨のように勇ましかったら、
そばに落ちてきても僕は君に気付くことはできない。
だから次も君は冬の雨粒となって、
僕の雨傘で静かにメロディーを奏でておくれ。
僕はまた君に気付くことができるから。
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