久保修さんの「切り絵」

プリケ

2012年07月06日 13:30

切り絵画家、久保修さんの
「切り絵の世界展」-紙のジャポニズム-
がジェイアール京都伊勢丹で催されている。
開催期間は6月21日~7月16日。
休日は混みあうことが予想されるので、
昨日行ってきた。

今回のテーマは「紙のジャポニズム」。
日本の素晴らしい四季折々の風物詩、
和の食材の数々、京都の数々の風景、
そして世界各地の風景も
切り絵で表現されている。

見事としか言いようがない。
中には、奥行きや立体感のあるものもあり、
マンハッタン(ニューヨーク)という作品の前では、
しばらく動くことができなかった。
さらに、私が学生時代に訪れた
スペインのトレドやアンダルシア地方の
切り絵もあり、これらにも見入ってしまった。
京都の町並みや食材の数々も
非常に味わいのある作品ばかりだった。
その繊細な技法(ミクスト・メディア)には、
ただただ感嘆の言葉しかない。

雨の中を出かけていった価値があった。


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