尾崎紀世彦さん、逝く
【尾崎】と言えば、
私の世代は尾崎豊さんではなく、
尾崎紀世彦さんである。
日本人離れしたスケールの大きな
伸びのある歌唱が持ち味。
その尾崎さんが残念ながら
亡くなられた。
最近の歌手にありがちな
癖のある歌い方ではなく、
もっとストレートでパワフルに
歌い上げていく独特の歌唱は、
もしかすると今では
流行らないのかもしれない。
しかし、これぞヴォーカリストの王道という
気がするのは、私だけではないだろう。
何枚かCDを保有しているが、
その中に「SPECIAL BoX
尾崎紀世彦の世界」というものがある。
1枚目は<ロック&カントリー>、
2枚目は<ラブソングス>、
3枚目は<ムービーヒッツ&スタンダード>、
4枚目は<オリジナルセレクション>
という構成である。
70年代の楽曲を中心とした4枚組で、
全96トラック、100曲が収録されている。
今あらためて聴き直してみると、
その歌唱の凄さを再認識する
オリジナル曲ももちろんいいのだが、
上記1枚目~3枚目も尾崎さんでなければ
味わえない素晴らしい歌唱を堪能できる
ちなみに、残念ながらこのCD、
おそらく新品はもう入手できないのでは
ないだろうか。
このブログを書いている時点で、
amazonでも中古品はあるのだが、
なんと48,000円の高値がついている
(ちなみにこのCDは6,000円)
本当にもっともっと色々な曲を
聴きたかった。
残念でならない
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