リムスキー コルサコフ作曲「シェエラザード」

プリケ

2010年09月15日 22:16

クラシック音楽の中で、
とっても好きなメロディーがある

リムスキー コルサコフ作曲、
交響組曲「シェエラザード」の第3楽章、
「若い王子と王女」。

夢見るようなロマンティックな甘いメロディー。
日本でも何人かの歌手が
日本語を付けて歌っている
もちろんその他の楽章も大変魅力あるものだが、
私はCDを購入すると、
まずこの第3楽章がどのように
演奏されているかに注目してしまう。

例によって、CDも随分購入した。

★ストコフスキー/ロンドン交響楽団
★カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
★デュトワ/モントリオール交響楽団
★チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
★チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団
★メータ/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
★フェドセーエフ/モスクワ放送交響楽団
★ゲルギエフ/キーロフ歌劇場管弦楽団
★オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
★ゴロワーノフ/ボリショイ劇場管弦楽団
★バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団
★プレヴィン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
★コンドラシン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
★チョン・ミュンフン/パリ・バスティーユ管弦楽団
★シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
★チェクナヴォリヤン/アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団
★ロストロポーヴィッチ/パリ管弦楽団
★クリヴィヌ/フィルハーモニア管弦楽団
★バレンボイム/シカゴ交響楽団
★朝比奈隆/大阪フィルハーモニー管弦楽団
★スヴェトラーノフ/ロンドン交響楽団
★ライナー/シカゴ交響楽団

第3楽章に限って言えば、
この中では。。。

◆ゲルギエフ/キーロフ歌劇場管弦楽団
◆チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
◆ライナー/シカゴ交響楽団

この3つが特にお気に入り
ゲルギエフ盤は上記22種の中でも、
もっとも体感速度が遅く、
ゆったりと時間をかけて取り組んでいる。
一音一音、じっくりと歌いこんだ演奏である。
全体的に濃~~い演奏!!
あっさり系が好きな人には向かないかもしれない。

ライナー盤は通常のライナーのイメージとは異なり、
柔らかくゆったりとした演奏。
ライナーってこんな面もあるんだ。

チェリビダッケ盤は例によって、
スローテンポ。
テンポの早いフェドセーエフ盤や
コンドラシン盤の後で聴くと、
印象はガラリと変わる。
なんだかとってもスケール雄大。

ゴロワーノフ盤はソロ・ヴァイオリンが
あのオイストラフだが、
やはりこの曲は、私は録音の良いもので聴きたい。

その他の盤でもソロ・ヴァイオリンは
聴きものだ。
カラヤン盤のシュヴァルベ、
コンドラシン盤のクレバース、
プレヴィン盤のキュッヒル、
フェドセーエフ盤の木野雅之、
メータ盤のピアンカ、
シャイー盤のツヴェーデン、
ゲルギエフ盤のレヴィーチン、
ストコフスキー盤のグリューエンバーグ、
ライナー盤のハース、
クリヴィヌ盤のカントロフ、
オーマンディ盤のキャロル、
デュトワ盤のロバーツ  etc.

クラシック通の人からは、
この曲は嫌われるかもしれないが
私は大好き
今後も新譜が出れば、きっと購入するだろう


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