実体験に勝るものはなし!!
先日、A氏のセミナーを聞いた。
なめらかな口調で、話されていることも素晴らしい。
でも、なぜか心に響かない。腹に落ちない。
A氏が書かれた本も読んでみた。
相変わらずごもっともなことが書かれている。
きれいごとの理想論や、ごもっともな「べき論」の
オンパレード。
「空虚」の2文字が浮かんだ。
A氏をよく知っている人物が、
たまたま私の知人の中にいた。
その知人YさんにA氏のことを聞いてみた。
なるほど!
A氏は実体験がほとんどなく、
何冊かの書籍のおいしいところをまとめ、
さらに誰かの話や理論を受け売りしているにすぎない
ということが分かった。
どうりで話が「空虚」なわけだ。
実体験からの話に勝るものはなし。
経験もないのに机上でいくら立派な理想論や、
もっともらしい「べき論」を述べても心に響かないはずだ。
格好の良いことはいくらでも話せるし、書くこともできる。
気を付けなければ!!
セミナーの受講生の皆さんは、よく講師のことを見ている。
本物を見抜く目は確かである。
だからこそ、講師もより良いものを提供できるよう、
「次」に向かって努力をする。
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