IOCや政府等の強気姿勢に疑問
IOCや政府等が相変わらず
東京オリ・パラ開催を強調しているが、
アスリートからも疑問の声が
出始めているようだ。
選手達やその家族の健康はどうなるのか、
どこがアスリートファーストなのか、
欧米を中心にまだまだその勢いが
おさまらない新型コロナウィルス。
イタリアをはじめとして、今度はフランスでも
不要不急の外出が禁止され、
また各国では他国からの
入国制限も広がり始めている。
そのような中で、IOCのバッハ会長の
強気発言が目立つ。
それに対して日本は何も言えないのか。
G7で合意を得たとか首相は言っているが、
G7には決定権はない。
また、完全な形というどうとでも取れる表現を
使っているが、たとえば、沿道応援自粛の
聖火リレーが完全な形なのか。
これ一つを見ても、完全な形にはほど遠い。
地球的規模でのパンデミック状況、
世界中が緊迫した空気に包まれる中、
それでも強引に開催に向けて
進ませようとしている現状において、
多くの利権が絡んでいることが
その背景にあると考えざるを得ない。
言うまでもないが、最も大事なことは
「人の命」である。
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