非常事態、国難!!どうなる?東京五輪
いたずらに過度な危機感から
パニックを起こさないようにしなければならないが、
それでも現状は国をあげての非常事態、
有事であり、国難である。
このような状況下、一部のスポーツは
無観客で実施されている。
スポーツによっては延期・中止扱いもあり、
統一されていない。
関係者によると、「選手達の気持ちを
考えるとやらせてあげたい」的な意見もある。
もちろんそれはよく理解できるが、
やはり、延期または中止とするべきではないか。
現に、プロ野球は開幕延期を決定した。
確かに無観客だと多数の人が集まることは避けられ、
感染の拡大は防げるかもしれないが、
それでも選手達を含め、関係者は集まる必要がある。
さらに、選手達にしてもロッカールームは
注意が必要だ。
戦争当時と比較することは
行き過ぎかもしれないが、
戦時中は非常事態としてスポーツ大会を
実施している場合ではなかったはずだ。
その際、選手の気持ち云々は関係なかったと思う。
政府は何とか東京オリンピック・パラリンピックを
実施したいだろうが、ことここに至っては
中止ということも視野に入れて考えておくべきだ。
WHOによれば、「パンデミックの脅威は
非常に現実的になってきた」とのことである。
パンデミックの明確な定義はないらしいが、
<国から国に広がっていくことを制御できない
段階に達している>というような意味合いである。
イタリアでは、既に全土に移動制限を強いた。
もし、正式にパンデミックという判断がなされると、
本当に東京オリンピック・パラリンピックは
中止せざるを得ない可能性が高くなる。
もし、国内での感染拡大を抑制できたとしても、
世界的な流行をおさえられないことも当然ありうる。
仮に実施したとすると、一部の国の選手だけを
入国制限しなければならなくなり、
それは現実的ではない。
最終的には高度な政治判断となろうが、
人の命の重さが最優先であることは言うまでもない。
関連記事