「今夏は腹水がたまって帰省しない」(ステイホスピタルな一日)

プリケ

2020年07月07日 07:00

今回は少し変わったタイトルですが・・・。

昨日は大雨の中の「ステイホスピタルな一日」でした

いつものように、朝一の仕事は女ドラキュラに

「血、吸うたろか」

と脅かされ、拒否することもできず
されるがまま状態

結果が出るまでの約1時間、
人が少なくのんびりできる場所で
ボケ~ッと雨が降る景色を眺めていました
入院中もこの場所で雨の景色を
よく見ていたので、なんだか懐かしい。

さて、そろそろ私の順番が
近づいているはずなので、
待合室へ移動
すると、私の順番は次の次
今回も勘は冴えていた

私:
先生!こんにちは!!

主治医:
その後、どうでっか?


私:
この2週間、また胃腸の具合が悪かったんでオマス
それから、おなかが張って、膨満感があるんダス
先生、これ腹水がたまってるんとちゃいますやろか?

主治医:
ちょうど、8月11日にCT検査を予定しとりますんで、
それではっきりわかると思いますで。


私:
ホナ、よろしゅうたのんます。
ところで、先生、腹水がたまってる人って
この夏、故郷に帰省しまへんにゃろ?


主治医&看護師:
へっ?なんでダス?


私:
<覆水盆に返らず>って言いますがな

主治医&看護師:
ア!アハ、アハハ、アハハハ!!
この調子やったら、今日も抗がん剤投与、
がんばれますな


私:
ファイト~!いっぱ~つ!!ですわ
先生!また2週間後に!!
ほな、サイナラ~

てなわけで、昨日も主治医と冗談交じりの
明るいコミュニケーションを図り、
診察室をあとにしました。

その後は、滞りなく抗がん剤投与も済み、
約6時間の「ステイホスピタルな一日」が終わりました。
帰路は土砂降りでした



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