ステージ4でも、不思議と冷静でいられる理由
時々、聞かれることがあります。
不安や恐怖はないんですか?
絶望したり、打ちひしがれることって
ないんですか?
夜、眠れないことってありませんか?
答えはすべて「ハイ、あります」です。
多かれ少なかれ、がんを宣告され、
それもステージ4って言われると、
誰だって落ち込むことはあります
泣きたくもなります
なんで、自分が?!
この命はあとどれぐらい?
誰だって、一度はこう思うでしょう。
私も初めてがん宣告をされた時、
そして初めて手術をすると言われた時、
そう思いましたし、
できれば逃げてしまいたい、
とも思いました。
でも・・・
私は主治医のひと言で救われました。
私の主治医は入院中、土・日関係なく、
部屋に様子をうかがいに来てくださいました。
私:先生、お休みされないんですか?
主治医:患者さんには土・日はありませんから。
ひぇ~っ!
カッケ~~~!!
以降、私はこの先生であれば
すべてを委ねてもいいと
思うようになりました。
この先生にお任せして、
もし命が絶えることがあっても
それは仕方がない、
と思うようになりました。
その後、様々な痛みが伴う処置に臨んでも、
その先生の顔を見ると不思議と
落ち着いている自分がそこにいました。
どんなに不安でいっぱいな時でも、
その先生の顔を見ると
ホッとする自分がいます。
ステ-ジ4で決して楽観視できない現状でも、
不思議と冷静でいられるのは、
この主治医に対する信頼感の
大きさゆえだと思います。
そんな先生に巡りあえて、
私は本当に恵まれていると思います。
そして、そんな主治医に
巡りあわせてくれた神様に、
「ありがとうございます!!」
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