やっぱり怖い、すい臓がん(その2)

プリケ

2018年10月05日 05:00


最近、週刊誌を見ていると、
ほぼ毎週と言ってよいほど
「がん」についての記事が
掲載されている。

すい臓がんは早期発見が難しく、
気付いた時は手遅れであることも
多いと言われている
また、がんの中でもすい臓がんは
医者にとっても手強く
やっかいなものであり、
悪化の程度等によっては、
約80%は手術ができない等々、
厳しい話が多い

これらを読んでいると本当に
お先真っ暗という感じである
私は手術前にはこれらの記事を
あえて読まなかったが、
もし読んでいたら不安は
いっそう高まったことだろう。

確かに週刊誌に記載されているものは
否定はしないし、間違ったことは
書かれていないと思う。
しかし、実際にすい臓がんになり
手術を経験した者から言わせてもらうと、
個人差があるということ。
すい臓のどの部分にがんがあるかや、
どの程度、他に転移しているかでも
対処の仕方が異なってくる。
また、年齢や性別、病歴や
同時に他にどのような病気に
罹っているか等により、
一概にすい臓がん=〇〇という
図式は成り立たないと言える。

ただ、沖縄の翁長前知事や
九重親方(元横綱・千代の富士)、
星野仙一さんら多くの著名人も
すい臓がんで亡くなられているし、
他のがんに比べて難易度が
高いことも事実。

早期発見するには定期的な
健康診断が欠かせないし、
胃や背中の痛みが続くようだと
病院で診てもらった方がよい。

私はこれで沈黙の臓器である
肝臓もすい臓も患ったことになる。
両方とも本当に運良く発見が早かったが、
それでも治療は大変で、
苦痛と忍耐力の勝負とも言える。

どんながんも辛いが、
やはりすい臓がんが
やっかいで手強いことに変わりはない。

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